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ゴブタ「────で、お客さんっす!」
「おい………この人は何しに来たんだ?」
ゴブタ「なんかしにきたわけじゃないっすけど、困ってたから連れてきたっす!」
ゴブタ……いつか騙されるぞ
『………とりあえず…
陽月A…と…いいます
実は…私は異世界から来て……いつの間にかこの世界に来ていました。
家も……食事も…なかったところに、このゴブタが私に声を……かけてくれたのです』
私にしては流暢。
リムル「………ん?陽月…A…?
っえ!?」
「どうかしたのですか?リムル様」
リムル「あ、ああシオン……すまん、みんな。俺と……Aさんで2人で話をしたい。いいか?」
シオン「……ですが」
リムル「俺なら大丈夫だ、信じろ」
シオン「………はい。」
するとシオンと呼ばれた女の人と、その他大勢が出ていく
『えっと……』
リムル「あぁ、いきなりすみません。
えっと………もしも、もしも間違ってたら申し訳ないんですけど……
異世界って、呪霊………とかいました?」
なぜ、この人?が呪いを知ってる…!?
私は刀を出してリムルとやらに突きつけた
『何者だ』
リムル「!?」
『呪いに関して知ってるものは極少数……なぜ私の世界のことを知っている。』
リムル「お、落ち着いて…ください!
俺は、呪術の関係者じゃないんです!
これには訳があって、その…」
訳?
私は一旦刀をしまい、座り直した
リムル「えっと……まず、俺は転生者です」
転生者…?
なるほど、ならここまで礼儀正しいのもわかるな。
リムル「それで、俺とAさんの世界は多分……別の世界で。
俺の世界には、Aさんと……まあその他大勢の方々が、キャラクター、物語として漫画になっているんです」
漫画…?
だから私のこと……知ってたんだ
リムル「納得してくれましたか…?」
『………コクリ
名前……は』
リムル「俺はスライムのリムル・テンペストです」
スライム……
『そう……私、もとの世界に戻れるまで………ここに住んでもいい?』
リムル「もちろんです!俺の推しなので!!」
『…………推し?』
リムル「っ!!!!!
〜〜〜っ、ごめんなさい!俺、実はあなたの……ファン?でして……」
『いいよ……。そうだ………敬語……外して
友達…として………仲良く、したい』
リムル「!いいんですか!?…っじゃなくて、いいのか!?」
『?もちろん……むしろ、ここに住んでいいの?』
リムル「ああ!」
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作者名:Kネコ | 作成日時:2023年7月31日 7時