もしもナイトメアがこの世に存在しないなら【完結】

放課後 ページ10

(実験は飛ばします)

はあ、実験終わった〜

翼も詩音ちゃんも頭いいから凄い
手際が良かったし、マッチの火を
つけるときは、原田君が大活躍！

私、未だにマッチの火を
つけれないんだよねー

でも実験の考察を書くときは、私も
活躍したからね！

この実験のお陰で原田君とも
仲良くなれたし本当に良かった〜


そしてあっという間に放課後。

A「翼、一緒に帰ろ〜」

まあ、行く時に誘ってたんだけどね。

翼「フンッ」

『フンッ』って酷くない？

『フンッ』＝『いいよ』は知ってるけど。

詩音「Aちゃん、あたしも
部活ないから一緒に帰っていい？」

彰人「あっ！部活ないから俺も！」

A「翼、いい？」

翼「別にいいけど」

彰人「よっしゃー！
翼、まじでありがとう！」

詩音「じゃあ4人で帰ろっ！」

私たちは4人で帰ることになった。

詩音「そういや原田どこ住んでるの？」

彰人「えっ、俺は郵便局の近く」

郵便局は、家から1分かかるか
かからないかの距離。

結構近所だったんだね！

A「そういや今日遊べる
人いる？無理ならいいんだけど」

翼「俺行ける。今日店の
手伝いないんだよね」

彰人「俺も！」

詩音「あたしも！じゃあうちの
家来る？ケーキ奢るよ！」

A「やったー！いいの？」

彰人「やったね！あそこよりうまい
ケーキ屋なんてこの世にねえぞ！」

A「うわ〜楽しみ☆」

翼「あそこのコーヒー
ゼリー、まじうまいから」

彰人「おお！わかってるね。俺は
『フルーツタルト』が 好きなんだよ」

詩音「おおー！それは有難いね〜
あたし『生チョコレートケーキ』かな？」

A「どれも美味しそう！でも私、
『モンブラン』が大好きなんだよね」

詩音「いいね！『モンブラン』もおいしいよ」

A「どれも美味しそう」

詩音「じゃあ適当にうちの家来てね！」

彰人「了解！」

A「うん！」

翼「分かった」

そして私たちはそれぞれ家に帰った。

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