もしもナイトメアがこの世に存在しないなら【完結】 (ページ13)

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出会いページ13

舞side

私、八城舞。

私立緑花学園に通う、
いたって普通の高校2年生。

朝7時に起きて支度して、自転車に
乗って学校に行って、授業をうけて
私は帰宅部だからそのまますぐ帰る。
そして部屋で勉強をひたすらする。
そしてたまに友達の麗奈と遊ぶ。

ひたすらその繰り返し。

そんなごく普通の生活を送っている。
青春とは……言えないなw

今日は金曜日。やっと1週間が
終わった～って感じ。

今は麗奈と駅前のカフェに来てるんだ。
今日は麗奈の部活がないんだよね。

ちなみに麗奈はバスケ部だよ！

麗奈「そういや舞は
彼氏つくる気ないの？」

舞「彼氏ってまだ高校生だよ？」

麗奈「いや、もう高校生だからw
舞はいつまでも彼氏できないよ」

舞「そういう麗奈も
今は彼氏いないじゃん」

麗奈「今はね～」

でも確かに中学の時、
『高校生なったら青春したい！』とか
言ってる子がいたけど、そういうのは
私とは無縁だな。それも怖いくらい。

そもそも私は男子とは必要
最低限のことしか話さないし。

一応共学なんだけどね((

麗奈「あーあ、彼氏欲しいな～
てか、杉浦さんと付き合いたい」

舞「杉浦さん？そんな人
うちの学年にいたって？」

麗奈「舞、本当に知らないの！？
杉浦さんって理事長の息子だよ！
それも超イケメンなんだから」

舞「ふーん、そうなんだね」

麗奈「興味なさすぎ！
もう少し周りに関心持とうよ」

舞「はーい」

麗奈「と言っても杉浦さんなんて
無理だけどね。ライバル多いし」

舞「諦めるの？」

麗奈「そもそも話にならない。いっそ
クラスの男子告って付き合おっかな？」

舞「本気！？そんなに付き合いたいの？」

麗奈「まあね。そういや明日私は部活
ないけど舞は予定空いてる？」

舞「空いてるけど、何するの？」

麗奈「クラスメイト誘ってゲーセンか
カラオケにでも行こっかな？」

舞「いいんじゃない？明日土曜日
だから部活ないところもあるだろうし」

麗奈「そうだね！
早速クラスのLINEに入れてみるわ。」