CASE1 ページ13
『ん!玉子焼きうま〜♡』
矢「キモ…」『ひでぇ』
矢「何で呼びだしたんだよ…まさか意味はないとか言わねーよな?」
『まさか〜ほら前、作戦思いついたって言ったっしょ?あれだよ、あれ。だから許して…ね?』
矢「フンッ」
もぐもぐとまたお弁当を食べ始める洸太郎サン。
う〜ん…やっぱ可愛いなぁ…そりゃ男のアイツにもモテるわけだわ。
不意に私は圭太がいるであろう教室の方を見る。
すると、圭太と偶然にも目があった。
おーおー睨んでる睨んでる〜怖いなぁ。
とりま気付いてないふりして手ふっとこ。
矢「なぁ、一緒に飯食うのが作戦なのか?」
『ん?嗚呼、まぁね。それに洸太郎サンと仲良くなりたいし?』
矢「は?何言ってんだよ。仲いい以前に俺ら友達だろ?」
『へ?』
何それ初耳。
本気で言ってんのかね?いや、まさか…
こういうのって本気にすると後々辛くなるだけなんだよ。
『…んも〜そう言って嘘だばーか、とか言うんでしょ〜?君も酷い人だよね〜』
矢「…言わねーよ」
『ん?』
矢「俺はホントにお前とは友達だと思ってるよ」
洸太郎サンは真剣な表情でそう言った。
純粋な曇りのない目だった
嗚呼、この目は噓じゃない…
『そっか…そっ…かぁ……』
矢「おい、どうした」
『んーん、何でもないよ』
自然と自身の頬が緩むのが分かった。
まさか、友達と思われてたとはね〜
矢「…顔赤いぞ」
『…何でもないって言ってんでしょ…バカ』
はぁ…これはどうやってでも二人をくっつけないとね。
‶友達"のためなら出来ることはつくすよ…洸太郎サン…。
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何これ(´・ω・)
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腐女神だぜ☆(プロフ) - 神ですね。これからも頑張ってください。(語彙力)応援してますよォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ↑↑↑!!!好きです。 (2019年8月25日 10時) (レス) id: b63828eb3d (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - こういう系のやつが身近に潜んでいますよ、うちのクラスは!(歓喜)だけど叫べないからいつも机叩くか同志に報告すんだよこんちきしょう← (2019年8月20日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
仮面ネコ - 面白かったです! (2019年7月16日 17時) (レス) id: ece95fc0ff (このIDを非表示/違反報告)
サラン - 気まぐれ猫さん» なんですかこれ笑笑 (2019年7月1日 17時) (レス) id: 3731e8afa4 (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれ猫(プロフ) - U-1実行委員会 会長さん» コメントありがとうございます。『M-1グランプリ』の詳細を見て決めさせていただきたいと思います。 (2019年6月24日 0時) (レス) id: 5edabe2416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:気まぐれ猫 | 作成日時:2019年6月10日 21時