【ハイキュー】転トリ少女は見守るだけで良い

授業中の彼　山口ＳＩＤＥ ページ9

山口ＳＩＤＥ



俺の隣の席の彼の名前は一ノ瀬A


いつも静かでスマホ弄ってたり本を読んでたりする


俺は何故かそんな彼が気になって仕方なかった


今は入学してすぐの数学の授業中


一ノ瀬君は先生に隠れてスマホを弄ってる


何をしてるんだろう…俺は彼のスマホをずっと見ていた




先「＿＿＿口！山口！」


山「は、はい！！」


先「この問題解け！話聞いてたなら分かるよな？(黒笑」



ど、どうしよう！話聞いてなかった！


うああ…分かんないよ…！！



『６√６』


山「えっ？えっと…６√６」


先「おぉ…！正解だ！」



一ノ瀬君って頭いいんだ…助けてもらっちゃったな…



　キーンコーンカーンコーン…



山「一ノ瀬君！！」


『ひっ…！な、なに…』


山「さっきの有難う！答え教えてくれたでしょ？」


『別に…僕がスマホ触ってたから集中きれたんデショ？』


山「！」


『だから…その…今度からは極力…控える…』




一ノ瀬君って…なんか…




山「可愛い…？」


『は…？』


山「えっ！いや！何でもない何でもない！」


『はぁ…』


山「じゃ、じゃあ！」




それだけ言って俺は一ノ瀬君のそばを離れた


うあああ！どうしよう絶対変な人って思われたよ！



月「山口どうしたの」


山「えっ！な、何でもないよ！！」


月「あっそう…」



うう…席となりだし何か気まずくなりそう…



〜その頃のA〜


『(え、可愛い…？まさかバレた？！いや、そんな感じじゃなかったしな…とりま関わらないようにす ればいいよね…？)』

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