【ハイキュー】転トリ少女は見守るだけで良い

言わない 言えない 言いたくない ページ27

月「今日のあれ何？」


『今日のあれ、とは？』


月「分かってるデショ？昼休みの山口が君の腕を掴んだ時の事だよ」






ツッキーは若干睨む様にして僕を見た


うわーそれについて聞く？そっとしといてよぉ！


いやホント！僕言いたくないんだけど…だってそんなこと言ったら皆





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿化け物！気持ち悪い！近づかないで！


＿＿＿＿＿＿＿＿＿化け物！あんたみたいな子私の子供じゃないわ！


＿＿＿＿＿＿＿＿それマジ？うっわー皆ぁ！A化け物だってよｗ！






“化け物”いつも言われてきた


僕の事を知った人は皆…皆、ミンナミンナミンナミンナミンナ！！


化け物！化け物、バケモノバケモノバケモノバケモノ！！！


別にいいんだ…事実だし…でも、流石に


今も昔もずっとずっとずっと好きだったハイキューの皆にまでそんな事言われたらさ


僕、壊れちゃうよ…






『あーっと…できればそこに触れてほしくないっていうか…』


月「何、言えない事？それとも＿＿＿＿言いたくない事？」


『アハハ…そうだね、どちらかと言えば言いたくない事…かな？』


月「そ、じゃあ僕“は”聞かないよ」





そう言うとツッキーは体育館に戻って行った


僕は、か…それは僕が言うまで待ってるって事？


それとも君以外に聞きたがってる人がいるって事？


だとしたら山口だけしか思いつかないんだケド？！


まぁ、山口には言っちゃうかも…何か山口といると本音がぽろっと出ちゃうんだヨネ…


何でだろう？





日「あ、一ノ瀬−−−−！！ノヤっさーん！一ノ瀬見つけました！！」


『え』


西「ナイスだ翔陽！捕まえるぞー！」


『え"』




何？！え、日向？！こ、こっち来るんだけど！？


取り敢えず逃げよう！


そう僕は思うや否や走り出した


すると日向はそれを見ると猛ダッシュで追いかけてきた


いや、はえーよ！！仕方ないスピード上げよう！！





西「だっはっは！！引っかかったな！」


『なっ？！』



　 ガシッ！！



西「捕まえたぞ翔陽！！」


日「よっしゃー！」





僕が角を曲がろうとした瞬間


死角からノヤっさんが出てきたかと思うと


そのまま僕は腰を掴まれがっしりホールドされてしまった





『な、何なんですか？！』


西「お前と試合をしようと思ってな！」


『は？』





何という事だ…まさかこんな事になるなんて…


常に予知能力を使ってる訳じゃないから予測できなかった


はァ…ホント最悪…

イメ画２！！→←ノヤッさん恐るべし…！

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