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お菓子やパーティーグッズ、
プレゼントを選んだ後
私達はケーキ屋さんに向かっていた。
花巻「今年も苺、別にしてもらった?」
松川「おー、あたりまえよ」
なんだか2人のよくわからない会話が耳に入ってきたので、「なんで別なの?」と聞くと
松川「顔面ケーキやるから、毎年苺は飾り付けてもらわないんだよね。あ、別で貰うけど」
花巻「毎回岩泉が及川にケーキをフルスイングするってお約束なんだわ」
くくく、と笑う2人はとても楽しそうで
徹くんには悪いけど、その毎年恒例の顔面ケーキが私も楽しみになってきた。
_____________
店員「ありがとうございましたー」
イチゴが別になったまっさらなケーキが入った箱を岩泉くんが運ぶ。
現在の時刻、午後1時。
あとの目的地は徹くん家だけになった
私達4人はここまで何事も無く、徹くん家に向かっていたのだけど…
女子1「あれ…あれって、岩泉さん、花巻さん、松川さんじゃない?」
女子2「え?ほんと?」
すれ違った多分城西の生徒であろう女の子2人組みのそんな声が聞こえた。
女子1「今日及川さんの誕生日だから祝いに行くのかな!?」
女子2「…でも、女の子いるよ。誰あれ」
女子1「まさか、及川さんの彼女…とかじゃないよね」
うおおお…う、疑われてる…!!
ギラリとこちらを見る女子2人の視線が突き刺さる。
確実にロックオンだ。
カァンッ‼‼‼
勝負のコングが鳴る音が聞こえる(空耳)
さぁ桜田選手、どう切り抜ける!?
私の頭の中の住民がそう実況した瞬間、
私は誰かに腕を引かれる
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月花(プロフ) - まっつん……キュン (2021年7月24日 11時) (レス) id: de8b53d880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な | 作成日時:2020年1月25日 10時