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影山「夢乃さんにそう言ってもらえて嬉しいッス」









確実に、射抜かれた。

ドキドキと心臓が煩い。




「そ、それならよかった」

影山「ハイ!」





それから、及川くんと岩ちゃんが卒業するまでは何度か体育館に行っていたけど

卒業してからは私も用がないので行かないし
影山くんとの関わりも減った。

私が卒業した後、彼が中学3年の時。
彼には異名がついたらしい
【コート上の王様】


一見聞こえはいいが、意味は最悪。
相変わらず及川くんは影山くんの話をしようとしないので、あれから今どうなっているのかは分からない。




___





侑「そいつ、バレーしとったんか」

「うん、本当バレー好きな子だったからまだ続けてるんじゃないかな〜」

治「どこの学校行ったか知らんの?」

「え、強いから白鳥沢とか?青葉城西だったらきっと及川くん言ってくると思うし」

侑「白鳥沢知っとるで!!ウシワカやろ!」

治「全国常連やもんな」

侑「今年の春高も宮城代表は白鳥沢やな多分」

治「せやけど、さっきからAちゃんが言うてる及川くんて、この間月バリ出とった人?」

「出てたの!?」

侑「あー!あのえらい爽やかイケメンか」

「買えばよかった…」



私が肩を落とすと、「明日持って来たる」と侑は言う。



侑「それにしても気になるなぁ。影山くんやったっけ?」

「大丈夫だよ侑。私は今侑一筋だから」

侑「大丈夫の意味。何やそのいらん情報」


治「素直になれやツム〜」

「そうだそうだ〜」

侑「ほんっま喧しい!!!」





..





「わざわざ送ってもらってすまないね」

侑「寿司で勘弁したるわ」

治「ええなぁそれ!!」

「2人の食べてる顔眺めたいからアリだな」

侑「やめよか」

治「せやな」

「何でだよ」




じゃあね、と言って手を振り、ドアを閉める。

何だかんだ楽しい休日だったなぁと思いながら先程来ていたモブ達のLINEを返す。

暫くボーッとしていると、急に電話が鳴った。



「…侑?」



侑からの着信。
どうした、別れてから20分しか経ってないぞ。



「もしもし?」

『ちょっと出てきて!』

「え?」

『今お前ん家の前におんねん!』

「何で!?」




言われるがまま玄関のドアを開けると



侑「さっきぶりやな」



宮侑が立っていた。

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おしゃけ - 神ですか?最高です!腹筋バッキバキです! (2020年8月23日 16時) (レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
- 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい! (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うにさん» ありがとうございます!!楽しんでもらえて嬉しいです!(´∀`*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ^∀^)更新楽しみにしてます〜! (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです!笑 私も書いててあそこ好きでした!笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年6月5日 9時

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