14 侑視点 ページ14
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「うーわ、めっちゃうまそう！！！」
俺の向かいで楽しそうに明石焼きを見つめる夢乃さん。
あの後、彼女に言われるがままOKしてしまい、今に至る。
「やば、え、うますぎ。比にならん」
幻覚だろうか、喜ぶその姿に犬のような尻尾がみえる。めっちゃ喜んでるやつ。
既視感。あ、こいつサムに似とる。
「宮くんは食べないの？私食べちゃうよ」
「いや食うの早！！！！！」
「だってめっちゃうまいよ！！」
店主「お嬢ちゃん、そないに褒めてくれるんならもういっこサービスしたるわ、ほら、たべ」
「まじですか！？ありがとうございます！！」
あまりにもベタ褒めするから店主顔面ユルユルやん。
サービスまでしてもろて、
「お前、おもろいなぁ」
思わず笑ってしまった。
「じゃあ宮くんツッコミやってよ。私ボケるから」
「何で急に漫才やる話になんねん」
「え、一緒に芸人目指そうかっていう誘いじゃないの」
「なんでやねん！！！」
そんな会話を繰り広げていると、周りのお客さんから「最早コントしとるやん！」と笑われた。
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「お前のせいで表情筋痛い」
「こっちのセリフだよ宮くん」
楽しいってこうゆう事を言うんやな、と言うと
宮くんは学校充実してないの？と謎の心配をされた。
「いやしとるけど！！バレーとかそれ以外でこんな笑ったん久々やもん」
「あ、でもわかる。私も久々にこんな笑った」
しっくりくるテンポ、出会ったときから決められているようなボケとツッコミの配置。笑いの観点、全てにおいてピッタリとハマる2人。
「なんかほんまに芸人なれる気してきた」
「やめて、私は目指さないよ」
「お前から言うてきたんやろが！！」
「ブッwwww」
「ブハッwwww」
ツボに入って抜け出せない俺らを、周りの人が冷ややかな目で見つめていたが
そこから早かった。
「侑、米分けて。弁当のおかず詰めて米入れてくんの忘れた」
「どうやったら忘れるんそれ」
俺らがこんなに仲良くなるのは。
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
