【HQ】友達↑恋人↓【宮侑】

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私はきっと、前世でえらい徳を積んだ人だったんだと思う。



侑「隣よろしくなー」

「よ、よろしく！」



3ヶ月に一回行われる席替えで、宮侑くんの隣になれたのだから。

隣に座る彼は頬杖をつきながら先生の話を聞いている。その横顔があまりにも綺麗で、私の中で憂鬱な学校が瞬く間に幸せな場所に変わったのだ。


あと3ヶ月。この期間で思い切って宮くんと仲良くなれたら良いな

そう思いながら先生の話を横流しし、ぼんやりと黒板を見つめていた。









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「本当に思ったよ。あの宮くんの隣になったって親にも自慢したもん。」


侑「せやったら何でや…！何でこうなったんや…！」


「侑？時の流れって言うのはね、いつだって残酷なんだよ」


侑「頼むからあの頃の可愛いAに戻ってくれ…っ！！」


「今でも充分可愛いでしょ、何言ってんの」







あれから1ヶ月。仲良くなりすぎてしまった。

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