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突然声をかけられて、「ヒェッ」と変な声が出たが
それどころではない。
あたしの背後に、ツムとサムがよく話している''北さん''という人が立っている
北「…それ、侑の鞄か」
「は、はい！」
北さんと言えばあのきかない双子が唯一恐れる存在と言われているから、ちょっと怖い。
北「侑に頼まれたんか。あいつ、人遣い荒いなほんま」
「そ、そうなんですよ〜…あはは」
北「今呼んできたるわ」
そう言ってパタパタと体育館へ入っていく北さん。
案外優しい人やん。
まあ怒らせなければええタイプか…
そんな事を考えながら体育館外でツムを待つ。
侑「おー、ごめんごめん」
「遅いで」
侑「……え」
侑「お前Aか！？」
「何やねん、そのネタ面白ないで…って、ああ。」
そうだった。私メイクしてもらってるんだった
侑「なんで化粧してるん！？てか髪くるくるやん！」
「や、あんたが体育館来い言うから、ギャラリーにあたしやってバレたくなくて乙葉にやってもらったんよ」
侑「なんでやねん。バレてもええやろ」
「嫌やわ！絶対嫌がらせされるわ」
侑「お前可愛いんやから堂々としとき」
「…は？」
え
侑「なんや、人が褒めたらあかんのか」
コイツ、今、何と？
「や、いや…えっと…あ、あんた褒めることあるんやなって…きもちわるっ」
侑「お前人が折角」
「じゃーな！ほら部活もどれや！」
侑「何やねんほんま。はいはいじゃーな」
な、なんやねん。
何やねんほんま はコッチの台詞や
あんな事急に言うのは反則やろ
だめだだめだ、これはノーカンや。
絶対気まぐれや。
あいつはあかん。あかん…。
…
乙葉「いや、恋したいんとちゃうの」
「あ」
乙葉「あんた矛盾しとるで」
自分の鞄を教室に忘れたことに気付き戻ると
乙葉はまだ教室にいた
そのまま2人で下校中、さっきのことを話したら
あたしの矛盾点に対してご指摘を受けているというところ。
「そうやんな。恋せなあたしの夢叶わんな」
乙葉「なんで侑くんはあかんの？」
「いや、なんやろ…あいつほんまデリカシー無いし、うるさいし、恋人になる想像できんもん」
乙葉「でもさっきドキッとしたやろ」
「あ、あれは…顔が良かったからや。ノーカン」
乙葉「意味わからんで」
そうやんなぁ…と私が頭を抱えると
乙葉「…じゃあ、治くんならええの？」
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な(プロフ) - 桜咲くちゃんさん» 私もそれ思いついたとき、一人で笑ってました(〃ω〃) (2020年7月25日 11時) (
レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲くちゃん(プロフ) - ハムにいちいち笑ってます！ (2020年5月18日 20時) (レス) id: 59335f5ee4 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ちいさん» 無事修正しました！！ありがとうございます！！(´；ω；`)これからもよろしくお願いします！！ (2020年5月5日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 本当に大好きです！神作品ですね、つい一気読みしました() ひとつ気になったんですが、43ページのところ、『サムがあとから部屋に』ってところツムじゃないですかね、すこし気になったので... (2020年4月29日 15時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - なさん» おおおおおお！！楽しみにしてます！！ (2020年4月27日 13時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年3月24日 12時
