【宮侑】幼馴染みに恋をしたい【宮治】

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急にどないしたんやろ


とりあえず「ええで」と送ると【了解】とバボちゃんのスタンプが送られてきた。

ちらりとツムを見ると楽しそうに銀島くんと話をしている。




北「飯食べたらミーティングして風呂や」


北さんの声にみんなが「はい」と反応する

ストン、と座った北さんはあたしに
「食器洗いは任せてもええか？」と言うので「わかりました！」と返事をした。





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ｷｭｯ





「よしっ」




食器洗いも無事終わり、朝ごはんの仕込みも完成させたあたしは部屋から着替えを持ってお風呂場へ行く






「おお、銭湯みたいやな」



''女湯''と書かれたのれんから想像するそれによく似ていた

温かいお湯に浸かって、今日を振り返る


「マネージャー業、結構疲れるなぁ」


ドリンクを作って運んだり、洗濯、掃除、料理、スコア記録などやることが沢山で流石に疲れないわけもなく、


「眠い…」


ポカポカと体が温かくなるにつれて眠気が襲う

あかんあかん、ここで寝たら死ぬ。



湯船から上がり、髪を洗いながら
そう言えばツムが後から部屋に来るんだったと言うことを思い出した。



「…そろそろ本気で考えなあかんよな」



北さん、侑、

治は正直手を引いてる所はある。

そうなりゃまずは北さんを好きだと言う誤解をどう自然に解けるか。

…問題はツムにや。

あん時あんな怒ってたんやから、あたしが「嘘ピョーン☆」と言った日にはあたしの命はない。
ケンシロウの「お前はもう、死んでいる」という台詞が今にも聞こえそうだ。


難しい。恋愛初心者少女漫画脳のあたしには難易度の高い話や。乙葉を頼ってきたけど、どうも情報が足りん。

そもそも乙葉はあっち(ツム)側にも意識してもらわなあかんとか言っとった。でもどーやればええんかわからん。男が何にキュンとくるんかも未知の世界や。

侑に近くてあたしの話を聞いてくれそうな
そんな都合のええ男子が居れば…



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角名「風呂上がり？」

「おん。チベスナも？」

角名「そー」



お風呂上がり、自販機の前でチベスナと遭遇。



角名「何飲むの」

「水ー」ﾁｬﾘﾝ

ﾋﾟｯ

角名「あ、ごめんコーラ押しちゃった」

「おいいいい！？！？」



あたしのお金ぇええ



角名「嘘だって。はい水」

「驚かすなや…」



知り合ったのは最近やけど、チベスナええ奴やし面白いし波長合うんよな。


…あれ？待てよ？








角名くんなら話、聞いてくれるかも？

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