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「オワッ！？北さん！？」
17時、早速夕飯の支度に取り掛かろうとすると
「手伝うで」と北さんが登場。
急に現れるもんだからびっくりする。
北「今日は肉じゃが、冷奴、豚汁…」
メニュー表を見て何が必要か、何から先に手をつけるか考えている北さん。
そもそも北さんって料理できるんやろか
北「俺、野菜洗ってくるな」
「あ、はい！お願いします、」
てきぱきと野菜の準備をして
てきぱきと野菜を洗う北さん
あたしはその野菜の皮を剥いて、包丁で切る
な、なんかサムやないけどちょっと夫婦みたいやな
北「Aさん、切るの上手やなあ」
「えっ、あ、そうですかね！？」
北「この間も思うたけど料理好きなん？」
「割と好きです、」
北「侑と治楽しみにしとったよ」
「あー、さっきもお代わりの分用意しとけーって言われました」
北「侑と治がそないに楽しみにしてんなら俺も楽しみやな」
「や、あいつらはバカ舌なんで基本なんでもうまい言うんです。北さんの口に合うかどうか…」
北「そうか？」
北「俺はこの間の卵焼き、うまいと思ったで」
きょとん、とした顔でそう言う北さん
「ありがと…ございます」
北さんは意外にも感情をストレートに伝えてくるから
なんだか照れ臭くなる。
味付けはあたしが担当して、北さんに簡単なことを手伝ってもらっているうちに調理過程はほぼ終盤に差し掛かっていた。
豚汁をかき混ぜながら味を整えていると
北「…俺のな、結婚式をばあちゃんが今から楽しみにしとんねん…」
北さんが急にそんなことを言い出した。
「めちゃくちゃ気ぃはやいですね。北さんのばあちゃん」
北「せやろ。うまい返しできんからはぐらかしとるんやけど」
てか北さんが「ばあちゃん」って言ってるだけでなんかかわええな。年上の人に可愛いは失礼かもしれんけど。
北「生きとるうちに見せられるかどうか…」
「北さんなら大丈夫ですって。かっこええしキチンとしとるから頼もしそうやし」
北「え」
「？」
北「かっこええ、はちゃうと思うで」
フイ、とそっぽを向く北さん
あれ、かっこええはあかんかったか？
「そ、そうですか？顔も男前やと思いますけど」
北「ほら、はよ皿に盛りや」
「え、無視ですか、…って」
北さん、もしかして
「照れてるんですか、」
北「…！」
ビクッと北さんの肩が跳ねる
北「照れとらん」
冷静な声色やけど
耳真っ赤やで北さん。
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な(プロフ) - 桜咲くちゃんさん» 私もそれ思いついたとき、一人で笑ってました(〃ω〃) (2020年7月25日 11時) (
レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲くちゃん(プロフ) - ハムにいちいち笑ってます！ (2020年5月18日 20時) (レス) id: 59335f5ee4 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - ちいさん» 無事修正しました！！ありがとうございます！！(´；ω；`)これからもよろしくお願いします！！ (2020年5月5日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 本当に大好きです！神作品ですね、つい一気読みしました() ひとつ気になったんですが、43ページのところ、『サムがあとから部屋に』ってところツムじゃないですかね、すこし気になったので... (2020年4月29日 15時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - なさん» おおおおおお！！楽しみにしてます！！ (2020年4月27日 13時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年3月24日 12時
