【宮侑】幼馴染みに恋をしたい【宮治】

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侑「じゃあAさん、教えてもらおか」

「あ、あたしは無実です…」

侑「誰なんや好きな人て」




只今宮家、侑部屋へINしました。Aです。

20時過ぎに呼び出され、事情聴取を受けている次第でございます。



「や、そ…その」



助けてくれ乙葉。匂わせってどうするん



侑「わかった。お前がそないに言いたく無いんやったら無理に言わんでええ」

「ツ、ツム…！」

侑「特徴を言え。特定する」

「なんでや」






侑「部活、何やってる奴や」


でもこれ、あれやんな。
完全にバレないようにアピールせなあかんよな。


「…ば、バレー部」

侑「は！？バレー部なん！？！？」


これはまだセーフか…いや、アウトか…


侑「…性格は？」

「な、なんかしっかりしてるわ…多分」

バレー部じゃあちゃんと司令塔してるからな
だいぶオブラートに包んだからバレてないやろ


侑「豆腐ハンバーグとか好きか」

「なんやその質問」


…まぁ、ツムだけの特徴言ってもな。
サムのも言っとくか。


「(サムなら何でも食うから)好きなんちゃう？」



侑「なるほどな…………」




暫く考えているツムを見てると気が気じゃない。
バレたらどうしよう。


ドキドキしていると、ツムが口を開く









侑「お前………北さんなんやな」



「は？」







北さん？？？？？？






「な、何言っとる… 『A』





___わ、


真剣な顔。うわあたしこの顔好きやわ()




侑「やめとけ」



あたしの肩に手を置き、そう言う侑。





ドキ、





え、何でそないなこと言うん…？

も、もしかして。



ツム、あたしのことー…








侑「お前と北さんくっついて、お前家に北さんがよう来るようになったら俺生きた心地せんわ」

「自分の心配かいな」

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