私のスカート返せください【鬼滅の刃】

スカート２ ページ5

なんとかむいくんからもらったジャージを腕に通した。



結構でかいな…中等部３年でしょ？私高等部１年だよ？私の方が年上なのに…いつの間にか身長も抜かされてたなぁ…



無「A、とりあえずどこかに隠れよう。」



『えっ！？うん！』



と言ったはいいのだが…どこに隠れるの！？



ガラガラっ無「先生っ、ちょっと助けてください。」



珠「あら、どうしたんですか。鈴乃屋さん、時透くん。とりあえず鍵閉めたら？廊下が騒がしいわね…。」



『先生、かくかくしかじかで、保健室にちょっと居させてください！』



保健室という手があった！むいくん流石！！



珠「全然構わないけど…授業はどうしたの？」



『どうしたもこうしたもねぇです！』



やばいっ！今時計みたけど、約２時間くらいずっと走り回ってるよね！？学校きてから早速スカート取られてずっとむいくんに走らせてたし…



無「A？どうしたの。」



『いや、ごめんね、むいくん。ずっと走らせて…』



無「別に。大丈夫だよ、A軽いし。」←お世辞かしら？



校長「ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ皆、よく聞いて。今日は、朝から騒がしいね。理由が分かったから、今日は授業はしなくていいよ。ただし、みんなでAのスカートを取り合うんだ。ついでにA本体もね？最後に持った人が、１日Aを好きなようにできる。それでいいかな？Aは、学校の人気者だから、男女問わず、先生生徒も関係なく奪い合ってね。それでは、よーいスタート☆」



『「は？」』



いやまって？校長何してくれてんだよぉぉぉおおお！？好きにできるって何！？人気者じゃないし、誰も参加しないだろう…



「オラァ！誰が鈴乃屋さんのスカート待ってんだよぉぉぉおおお！！ぜってぇ勝つ！！」



『む、むいくん、どうしよ…』



無「とりあえず、Aは僕が担いで走る。絶対誰にも渡さない。」



むいくんもやる気だ…これ、むいくんが途中で走れなくなったら、本気出さないといけないよね。うん。



再び詰んだ☆

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