スカート13 ページ18
『杏寿郎、疲れてない!?大丈夫??』
煉「よもやっ!このくらいで疲れるなど、柱として不甲斐ないぞ!!!」
『むん。』
だってさ、猗窩座めっちゃ疲れてるよ?
思ったんだけど、猗窩座鬼じゃないよね?人間だよね?
てか、生徒の時点でもう、問題ありじゃね?
『杏寿郎っ!!!!危ない!!!!』
煉「よもやっ!!??」
猗「もう逃げ道はないぞ、さぁ、杏寿郎!どうするのだ!?」
どうすんだろう…ん?
『杏寿郎、何してるの?ちょっと?なんで助走つけてんの!?』
煉「しっかり捕まっておけ!!!」
猗「何をす「パリィン!!!!!」!?」
『きゃぁぁぁぁだぁあ!!!!!』
煉「わっしょいっ!!!!!」
『馬鹿なの!?なんっっで、三階の窓からグラウンドに飛び立とうと思ったの!?わっしょい!!!!じゃねぇから!!!!』
煉「うむ!傷一つ見当たらないな!!!よし、次の奴のところにいきなさい。」
『へっ…でも、なんで?』
煉「Aは、生徒だろう?俺は、教師だ。いくらAのことを愛おしいと思っていても、この関係は、仕方がないものなんだ。だから、早く逃げなさい。」
『っ…杏寿郎、ありがとっ!!!!』
いつも、助けてくれる…猗窩座戦の時でも、自分を犠牲にして、私を守った。
あの笑顔は、今でも忘れない。
しのぶだってそう。
みんな、頑張った。
なのに、私は、何もできていない。
どうして、私はこんなにも無力なのか。
今世では、みんなの役に立ちたい。
みんなを守りたい。
だから、今度は、私の番。
『私は、必ず、最後まで逃げ切る!!!!!』
「あぁ、そうだ。諦めるな。お前は、強い。よく頑張ってきた。だから、頑張れ。」
『ぇ……夢じゃないよね?』
「あぁ、夢じゃない。ほら、泣くな泣くな!早く乗れ、じゃないと、鬼が来るぞ!!」
『有一郎ぉぉおおお!!!』
有「うるさいっ!!」
___ちなみに、有一郎とAは、前世でも繋がりがありました。Aは、時透ツインズの3人目、つまり、三つ子の末っ子として生まれました。そして、鬼が襲ってきた夜、Aを守るようにして、有一郎は亡くなり、Aはショックのあまり、喋れなくなった時期がありました。ですが、それを無一郎と乗り越え、無一郎は2ヶ月、Aは1ヶ月半で柱まで昇り詰めました。それをずっと天から見守っていたのが、有一郎です。今世では、一度も会ったことのない二人でしたが、今、初めて会えたということで、号泣しています。
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月花 - 今気づいて絶賛読書中です!まさか私が出てたなんて…驚き… (2020年8月4日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
あかね - いえいえ(・∀・) (2020年6月3日 19時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - あかねさん» あれ!?ありがとうございます(;A;) (2020年6月2日 20時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 雷の呼吸音と、霞の呼吸音が入れ替わってる…のかな?多分。 (2020年6月2日 17時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 貼れた…かな?色々載ってるぜ!★ (2020年6月2日 17時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:善子 | 作成日時:2020年3月24日 15時