スカート7 ページ12
『天元には、悪いことしちゃったけど、仕方ないよね…ごめんね、天元。』
「Aっ、あんたは自分のことだけ考えてればいいのっ!」
『うぅ、わかったっ!!!』
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鬼「くそっ、理事長の名前を出しおって…私はあいつのことが大嫌いなんだ。」
宇「はっ、だからド派手にワカメって言われんだよっ!!」
鬼「早くこのド派手野郎を講堂に連れて行け。うるさい。」
隠「は、はいぃ!!」
宇「このっ、パワハラ教師ぃぃぃいいいい!!!!」
?「何やってんだろ、あの人たち…馬鹿なのかな?」
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『るなっ!!!しっかりして!?ねぇっ!!』
くそっ、私が話しかけたせいでるなが、壁にぶつかって気絶してしまった。
『ど、どうしようっ。』
ついに泣いてしまった私。
ここにるなをおいて行くわけにもいかない。
だけど、私には、力がない。人を持ち上げることもできない。
「A…私は大丈夫だから、行って?」
『ぁっ…るなっ!ごめんね、ごめんなさいっ、私のせいで、タンコブできちゃって…』
「何言ってんの、Aは悪くない。Aの方こそ、怪我してない?」
『うんっ…』
「ほら、もう泣かないの。私はもう捕まっちゃうけど、Aはまだ走れるでしょ?頑張って逃げて。行った行った!」
そう言って頭を撫でてくれるるな、良い友を持ったもんだ。
『ごめん、ありがとっ!!!』
「うん…炭治郎、任せたから、絶対にAを守って…!!」
炭「御意…」
『!?たんじろっ!!』ギュッ
炭「っと…どうしたんだ?そんなに泣いて…今はとにかく逃げることだけを考えるんだ。A、もう泣くな!俺がいるだろう、大丈夫だ、必ず守る!!!」
またもや頭を撫でてくれる炭治郎。
この人もとんでもなく良い人だ。
ちょっと抜けてるとこあるけど。
『守ってね、炭治郎。』
炭「あぁっ!任せろ!!よし、乗ってくれ!」
『失礼しまーす。』
炭「乗ったか?」
『うん。』
炭「え?本当に乗ったか?」
『うん。』
炭「か、軽すぎないか?」
『え、?』
炭「え、?」
「『え、?』」
はい、行きましょーね。
鬼に捕まっちゃう。
お馬鹿だわ…。
変な茶番をしながら、炭治郎は猛スピードで走った。
とてつもなく速かった。
もう、みんな化け物じゃん…。←もちろん良い意味で。
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月花 - 今気づいて絶賛読書中です!まさか私が出てたなんて…驚き… (2020年8月4日 14時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
あかね - いえいえ(・∀・) (2020年6月3日 19時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - あかねさん» あれ!?ありがとうございます(;A;) (2020年6月2日 20時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 雷の呼吸音と、霞の呼吸音が入れ替わってる…のかな?多分。 (2020年6月2日 17時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 貼れた…かな?色々載ってるぜ!★ (2020年6月2日 17時) (レス) id: bceed2c96d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:善子 | 作成日時:2020年3月24日 15時