好き.14 ページ15
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『…ファイブ、シックス、セブン、エイト。そうそう！！いいね二人とも！』
ご飯を食べ終え、寝る前の数十分だけでも練習しよう。という事で、
今ナムジュニオッパとジンオッパにダンスを指導中。
『二人とも踊れるじゃないか。さっき踊れないとか言ってたのに』
「いや、Aの指導が上手いからよ？」
「凄く分かりやすい」
『……え、えへ。そんな褒めたって何も出ないんだからね！』
二人の言葉に思わず照れてしまう。
「よし、Aの歌もだいぶ上達したし、今日はこの辺で終わるか」
「さっきヒョンが教えてくれたポイントは忘れないようにね」
『うん！！ありがと、二人とも！』
「あ、ヒョン。俺ちょっとコンビニ行ってきます」
『あ、私も行きたい！』
「了解。気をつけていけよ」
『はーい！行こ、オッパ！』
「おう」
オッパと暗い夜道を歩く。
夜独特の風と虫の音が心地良い。
『オッパ、練習に付き合ってくれてありがとう』
「いえいえ。助け合ってこその仲間なんだから」
『うん、仲間…ね、』
仲間…
みんな大事な仲間。勿論、グクも大事な仲間。
…だよね？
一人だけ、仲間とは違う別の枠にいる訳ないよね？
何度も自分に問いかけてみる。
自分の事なのに、全然分からない。
『ねぇ、オッパ』
「んー？」
私は、歩く足を止めた。それに気付いたオッパも、歩くのをやめ、私の方を向いた。
『もし私が、メンバーの一人を他のみんなと同じように見れないって言ったら、どうする？』
「…え、」
ナムジュニオッパは目を大きく見開いた。
『オッパの事だもの、薄々気づいてはいたんじゃない？』
「…、うん、分かってた。」
『うん。だよね、笑』
「知ってたけど、まさかその話をAからするなんて思ってなかったから。驚いた」
そう言ってオッパは私の目をまるで吸い込まれるかのように見つめると、続けてこう言った。
「相手は、ジョングガなんだろ？」
と。
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sweareternallov(プロフ) - とても素敵なお話でした(*^^*)続きを読みたいです(*^-^*) (2021年7月29日 7時) (
レス) id: 77be6195dc (このIDを非表示/違反報告)
yu9mi1ri3(プロフ) - こちらこそ素敵な物語ありがとうございました！ (2021年7月11日 18時) (レス) id: ca3892477d (このIDを非表示/違反報告)
なの花(プロフ) - yu9mi1ri3さん» コメント遅くなりすみません。無事完結致しました！こちらこそ読んで頂き有難うございました◎* (2021年7月11日 18時) (レス) id: 0132065ba4 (このIDを非表示/違反報告)
yu9mi1ri3(プロフ) - 読んでいて凄くあー次どうなるんだろう！ってワクワクしてました♪読んでいてとても楽しかったです！素敵な物語ありがとうございました！ (2021年6月20日 20時) (レス) id: ca3892477d (このIDを非表示/違反報告)
なの花(プロフ) - masiroさん» いえいえ！逆に感謝でいっぱいです！成程…とてもとても分かりやすいです(；＿；)丁寧に説明までして下さって本当に有難う御座います！これらに気を付けて訂正、更新させて頂きますね(*ﾟvﾟ*) (2021年6月20日 8時) (レス) id: 0132065ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの花 | 作成日時：2021年6月12日 20時
