・夢 ページ4
「っ……! 」
また あの時の夢…
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私の母と父は私が水を汲みに行っているうちに
かの鬼王…鬼舞辻無惨に殺されたようだ。
わざとなのか まだ完全に死にきっていなかった母様の首を拾い上げた。
母「ごめんなさい…ね……。一緒に…
一緒に居て…あげられなく……て。じきに日が昇る……どうかお願い……
母さんに最後のわがままを言わせてちょうだい…
父さんと母さんを……日の元へ……なら…
べて……。」
あぁ…なぜ。
何故 このような目に遭わなければならなかったの…
哀れな…可哀想な母様……。
母「ごめんなさいね…あなたを1人残すなんて…
なんて……哀れで可哀想な事を…」
私が?……私が哀れで可哀想なの…
あぁ…
私が可哀想なのか……そう…
そっかぁ
母「生きずらいかもしれない…
だけど…… だけどどうか探して!
貴方が 涙を流すことなく…
笑えるやうな…そんな……すて…
きな……ば……………………
しょ…」
嗚呼、朝日よ…今はただ この悲しい人達を
連れ去って…どうか
輪廻転生で また出会えますように…
…太陽が滲む
「あれ…もしかして私……
泣いているの?」
これはなんの涙なのか…
この頃の私には 全くわからなかったの
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作者名:ミジンコになりたい… | 作成日時:2019年10月6日 23時