キヨ図書館で君と (ページ15)

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キヨside

キヨ「れえええええとおおおおおおさあああああああん！！！！！！！」

レトルト「うるせえ。」

昼にレトさんを捕まえてまた、Aちゃんの話をする。

キヨ「聞いて驚け。」

レトルト「驚かない。」

キヨ「Aちゃんに、またキヨさんとデートしたいです♡付き合ってください♡って言われた。」

レトルト「嘘つくなや。本当のこと言えばか。」

むむ。さすがレトさん。俺の嘘に気づくとは、

キヨ「中々やるな！！」

レトルト「で？本当はなんて言われたの？きもいって？もう会いたくないって？可哀想に。そんな落ち込むなって。」

キヨ「いやまだなんも言ってねえよ！！昨日さ、ファミレス行ったんだよね。飲み物奢ったら今度は私が払いますね！って。んん可愛いね。」

レトルト「気色悪ぅ。でも良かったやん。またどっか行こうってことやろ？」

キヨ「そそそ！これもレトさんのおかげだよー。なんかお礼するよ！ジュース奢る？」

レトルト「Aちゃんに会ってみたい。キヨくんがそんな大絶賛するくらいの美少女やったら俺にも拝ませてやー。」

キヨ「え。」

いや、うん。確かにレトさんには感謝してるよ。でも、会わせるのはちょっとなぁ。

独占欲といいますか？

レトルト「会わせてくれへんやったら俺もう協力せえへんで。ええんか？」

キヨ「それは困ります。」

レトルト「せやろ？LINE交換したやろ？連絡しろお。」

渋々LINEを開いて一番上にいる大好きな子とのトーク画面を開く。

キヨ「なんて送ればいいかな？」

レトルト「貸して！！」

レトさんに半ば無理やりiPhoneを奪われる。

レトルト「よし！おっけ！！」

キヨ「え？！送ったの？」

画面を見てみると、わおびっくり。

とっとこキヨ太郎初めまして!!キヨくんの友達です!

とっとこキヨ太郎キヨくんから色々話聞いてて、Aちゃんに会って見たいんだけど今度会えないかな?

キヨ「レトさん…俺…LINEの内容より、レトさんに友達って言われたのに感動して泣きそう。」

レトルト「あ、ま、間違えただけや！そんなことより返信来たらすぐ教えてな！」