フジ 風邪 ページ26
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部屋に入ると、ベッドの上で動画を見ている俺の彼女。
熱あるんだから寝ろって言ったのに…
フジ「A！寝ててって言ったでしょ！」
A「びっくりしたぁ。だって暇なんだもん。」
フジ「熱があるなら寝てなきゃだめ！」
A「うー。」
フジ「ほら、A寝るまでここに居るから。ね？」
A「ん。わかった。」
そう言って俺の手を握り、眠りについたA。
フジ「寝顔可愛い…」
思わず襲いたくなるが、ぐっと我慢して部屋から出る。
フジ「ふぅ…」
ソファーに体を預ける。
Aが風邪をひいたらしく家に様子を見に来たら顔を真っ赤にして倒れていた。
もともと体が強くないAをこれ以上一人暮らしさせるのは不安。
一緒に住もうって言ったらどう思うかな。
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フジ「ん…」
いつの間にか寝ていたみたいだ。
毛布がかかっている。Aがかけてくれたのだろうか。
フジ「ん？」
温もりを感じ、隣を見るとAが俺の肩に頭をのせて眠っていた。
フジ「こんな所で寝たら風邪悪化するでしょうが…」
そう言いつつも、そっと抱きしめてAの可愛らしい唇に自分の唇を重ねる。
A「んぁ…」
フジ「起きてたの？」
キスをした途端目を開けるA。
A「起きたらフジくんいなくて、こっち来たらフジくん寝てるんだもん。」
フジ「寂しかったの？」
A「ちがっ…」
俺がそう言うとAは顔を赤くして俺から離れた。
フジ「熱は？」
A「あ、わかんない。」
自分のおでこをAのおでこにくっつける。
フジ「なさそう。」
A「よかった！」
さっき考えてたこと、言ってしまおう。
フジ「A、一緒に住まない？」
A「えっ…」
フジ「嫌、かな？」
A「嫌、じゃない…」
フジ「本当？！」
A「フジくんともっと長く一緒に居られるんでしょ？嫌なわけないよ。」
フジ「よかった。じゃあ風邪治ったら一緒に家探そっか。」
A「ん！」
フジ「くしゅっ！」
くしゃみが出た。
A「うつしちゃったかな？」
フジ「Aの風邪ならいいや。」
一緒に住んだらこんな幸せな時間も増えるのだろう。
A「今度は私が看病するね！」
フジ「ありがと。大好き。」
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終わり
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どぅ(プロフ) - 鈴巴さん» 鈴巴様リクエスト本当にありがとうございました！！！！また何かあれば是非リクエストしてください^ ^ (2018年7月12日 16時) (
レス) id: 7467d388e9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - お話、とても面白かったです！これからも頑張って下さい！(^▽^)/ (2018年7月12日 4時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - ありがとうございます！ (2018年7月12日 4時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
どぅ(プロフ) - 鈴巴さん» わあああリクエストありがとうございます！！時間が出来次第作りますね！！ (2018年7月6日 5時) (レス) id: 7467d388e9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - すみません ポッキーさんのお話って作れますか？作れたらお願いします！(^▽^)/ (2018年7月5日 22時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どぅ | 作成日時：2018年4月24日 7時
