蜜月華 2

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〜京本 side〜






ふわふわとした感覚の中でいつの間にか意識を手放して、
気付いたらメンバーとシェアハウスをしている自分の部屋に寝ていた


ジャニーズの中でメンバー全員が狼族なのは俺らと
Snow Manだけだから、事務所からも割と近い距離に
どちらのシェアハウスもある




それにしても、まさか生きているうちに蜜月華と出会うなんて思わなかった

あんなにやばいんだ…












コンコンッ



田「きょもー？」ｶﾞﾁｬｯ





京「ん、樹…、おれ…」





田「おー、起きた？体調はどう？」





京「ぅーん、…スッキリしてるような、モヤモヤしてるような……」





田「え、どういうこと？(笑)」





京「なんだろ、俺もよくわかんない…」





田「まあ、俺らも初めての感覚だったのに、

きょもは発i情期で会っちゃったしなぁ、」





京「知ってはいたけど、想像以上だったね」





田「そうだよな、」





京「あれ、いま何時？」





田「もう23時だけど、なんか食う？」





京「いや、今日はもういいや、

なんかまだ眠いし…」





田「まじ？けっこう寝てたけど」





京「そうだよな、…」





田「まあ、そんな簡単におさまるもんでもないし、

ゆっくり寝ときなよ」





京「ん、ありがと…」





田「じゃあ、おやすみ」





京「おやすみー」










一度知ってしまったAちゃんの甘美な香りと味

そんな簡単に忘れられるわけがない




でもきっとAちゃんはこれからマンズ兄さん達と過ごしていくことになる

俺たちはどうすればいいんだろう…
　
　

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