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〜A side〜
A「助けるって、何をすれば…」
岩「俺らね、実は人間じゃないんだ」
A「……、?」
深「まぁ、その反応になるよな…(笑)」
岩「正確に言うと、人間だけど妖の血が混じってるって感じかな、
昔はいろんな妖がいたらしいんだけど、今実在してるのは犬族と狼族だけ」
あやかし…?
マンガのような話に全くついていけない
でも、さっき襲われた時、助けてくれたあの光や、
実際に今この部屋に妖魔と呼ばれる『あれ』が飛んでいないことを考えると、信じるしかない
岩「妖は基本的には人間の姿だし、普通の人にバレることはほぼないけど、厄介な特性があるんだ…
佐久間、こっち来て」
佐「うん…、」ハァ
呼ばれて近くに来たピンク髪の人は少し頬が赤く、息も上がっているように見える
さっき膝から崩れてた人だ…
岩「さっき言った通り、妖には犬族と狼族がいて、9割は犬族なんだ
犬族は1年に1回しか発i情期は来ないし、そこまで強い欲でもない
ただ、俺ら狼族は3ヶ月に1回、1週間くらい発i情期っていうものが来て、そのどうしようもない欲に苦しめられる
抑制剤を飲めばある程度はマシになるけど、仕事にならない時もあるんだ、
でもその欲を和らげるのに一番良いと言われているのは、蜜月華を食らうこと」
A「みつげつか…?それってもしかして……」
岩「そう、Aちゃんのこと
妖にしか感じ取れないその甘い桃のような香りは、
『桃蜜香』っていうんだ」
A「とうみつこう…、あ、さっき言ってた…」スンスン
渡「ふはっ(笑)自分で嗅いでもわかんねぇよ(笑)」
向「妖にしか感じ取れへんのやで?(笑)」
A「あ、そうでした…、
………、って、えぇ!?食らうって…」
岩「大丈夫、実際に食べる訳じゃないから、
ただ、その…」
A「……?」
阿「Aちゃん、彼氏は?」
A「え、いませんけど…」
宮「好きな人は?」
A「いません…、」
ラ「じゃあ、とりあえず第一関門はクリアだね」
A「えーっと、それって、そういう…」
目「まあ、そういうこと」
A「…っ!///」
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rie(プロフ) - seiさん» そう言っていただけて嬉しいです!のんびり更新なので、少しずつですが楽しんでください♪ (2023年2月1日 23時) (レス) id: 5043cd1d3a (このIDを非表示/違反報告)
sei(プロフ) - お話の書き方?が凄く上手で、読みながら惹き込まれてしまいました!更新楽しみにしてます! (2023年1月29日 3時) (レス) @page11 id: 2880584564 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるぱる - こんにちは。この作品面白いです!亀更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2022年9月13日 16時) (レス) id: c72e0f0749 (このIDを非表示/違反報告)
rie(プロフ) - ましゅさん» ありがとうございます¨̮♡︎ めちゃくちゃ亀更新で申し訳ないですが楽しんでいってください♪ (2022年8月14日 20時) (レス) id: 5043cd1d3a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 初めまして。今までにない設定で読んでいてとてもドキドキしました…!次はあべちゃんのターンとのことで楽しみです!ご無理のないよう、rieさんなりのペースで更新してください。 (2022年8月12日 5時) (レス) id: 592bcbbd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rie | 作成日時:2022年6月12日 23時