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第三十九話 ページ39

あいつが来てからもう3度目の春
迷うことも、辛いこともたくさんあった
それでも、最後にはいい思い出となってしまう




あんなにも小さかったAが、少しずつ成長していくのが嬉しい
鬼を狩ることしか考えなかった日々が懐かしい




殺伐とした思いのする人生で、希望のような光

あの夜、お前を見つけてよかった

育てると決心してよかった

いつか、お前が幸せになる日


俺は笑って送り出してやれるのだろうか


いつまでも俺の傍で無邪気に笑っていて欲しい

それは、俺のわがままなんだろう

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作者名:鳥屋 | 作成日時:2019年10月11日 19時

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