日常の病～2～ (ページ6)

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56 大野said ページ6

大野「ニノ…気持ち悪いの？」

そう思ってニノの背中を擦った

二宮「…ぅっ…やめっ…」

大野「あぁ、、ごめん…」

擦ったせいで、込み上げてきたらしく、俺はニノの背中に置いた手を引っ込めた

悪いことしたな…と何も出来ずにいるとニノの様子がおかしくなってきた

口元にあった手はまたお腹の方に移動していて両腕で抱え込む体勢になっている

二宮「…はぁ…みやせさん…やばい…」

顔を上げたニノは今までになくひどい顔色をしていた

冷や汗が額に浮かび、なのに肌はカサカサと粉を吹いているように見える

腹痛を我慢しているせいか、首筋に鳥肌まで。

宮瀬「えっ、大丈夫？我慢出来ない？」

コンビニ過ぎちゃったよ…と小声で聞こえて、宮瀬さんも焦っているようだ

宮瀬「とにかく病院すぐだから！」

宮瀬さんは車のスピードを少し上げた