日常の病～2～ (ページ3)

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53 二宮said ページ3

宮瀬「コンビニでトイレ借りますか？」

二宮「うｯん…」

迷惑とか考えてる場合じゃない、

このままでは人としてあり得ないことをしてしまう…

宮瀬「すぐ止めますから!」

宮瀬さんの言葉を信じて必死に耐え続けた

大野said

ふわふわと意識が戻ってきてここがバスではなく車のなかだと気づく

寝る前までの気分の悪さはすっかり消えていた

ふと、となりを見ると丸くなっているニノ

運転席にはニノのマネージャー

あ、宮瀬さんの車か、

何となく状況はつかめた

でも俺はなんでここにいるんだ…？

まだ覚醒してない頭でそんな疑問が浮かぶ

しばらくウトウトしていると車が止まった

宮瀬「二宮くん！コンビニ着いたよ」

二宮「ごめｯ…いってくる…」

さっきまで丸くなっていたニノは車を降りると早足でコンビニに入っていった