【BTS】Don't call me【SHINee】 (ページ7)

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7-YG ページ7

俺たちが彼女をヌナと呼ぶのはすぐだった。

色目を使わないなんて
そんな小さなことでない。

とにかく仕事仕事仕事。
分刻みで業務をこなす。

アイツも気がつけば朝だったっていうタイプ。

あのボサボサショート頭

色白で目立つクマ笑

背も高めで細身の体。

俺が目の前にいるのかと思う。

ちょっとドジだけど、、それを
みんながフォローしたいと思えるほどの
仕事へのセンスと情熱があった。

3年前の出来事を思い出す。

『ユンギさん、、
ん…？ちょっと脱いで。早く。遅いです。』

YG「あ？着せといてなんだよ？」

『いいから脱いでください。』

YG「説明しろよ、

そもそもお前の前で脱げって、、」

『…はぁ…
あなたの裸はどうでもいいんです。

この衣装、袖通したり動いた時、
痛いとこあるんじゃないですか？』

YG「あ？え？」

『違うならいいんですけど、もし痛むなら
パフォ落ちますし、負担がかかります。

時間が無いのでスグ脱いでください。
衣装手配できるように、上の人に掛け合います』

YG「……わかった……すぐ脱ぐから待ってろ」

『じゃああっちに行っているので
脱いだら、声掛けてください』

バレてたのかよ。
アイツバタバタしてて
一人一人に時間なんてかけてないし、

なんなら俺らのことなんて
全然知らないハズ。

最近のパフォーマンスと普段の様子で
見定めたってことなのか？

YG「おい、脱いだぞ。これ」

『ユンギさん、本番までにちがう衣装
間に合うかわかりません。念の為代用です。』

YG「どこから持ってきたんだよ」

『私物です。前の職場の時から常に
それ相応に合わせて持ち歩いていますが
見た感じ変ですか？動きにくそうですか？』

YG「…Aヌナ…今日はこれで出る」

そうだ。コイツは新人ではなかった。
忘れていたけど、ベテランだったんだよな。

ここまでの仕事をできるようなる
なんて、、一体どこで何をしてきたんだ
ヌナは。

今回も突拍子のないことを言い出したが
俺はヌナがいうなら間違いねぇと思ってる。

俺たちを
輝かせてくれ。