【BTS】Don't call me【SHINee】 (ページ34)

今日:60 hit、昨日:52 hit、合計:79,012 hit

34-you ページ34

さっきまでどうしよう、仕事の切り替えをしないと
とテンパっていたが

７人全員帰ってこない。

遅い。
楽屋から出てかなり時間が経っている。

これは挨拶をしているだけではないと
さすがの私でもわかる。
半分そのことで頭いっぱいだった

が。

本番まであと１時間。

ふざけんなよ、あいつら全員。
ジョンヒョン、そろそろあいつらの話を
終わらせろ。圧をかけろ、４人をまとめられるのは
ジョンヒョンだけなんだから

バン！

私は怒りモードにはいり、
完全に仕事モードに切り替わっていた。

『今すぐ全員着替えろ――――――――！！！』

NJ「ヌナ！ごめんなさい！
あ、扉壊れた！アイゴー！！」

『なんで汗かいてるのよ・・
ユナオンニ！ジョングクからメイク直し
いるかもしれません！！

ジン！いますぐここ来て。ブラウス変えて。
みんなもスタッフのところで衣装替えして！』

もう…子供じゃないんだから…
でも仕方がないか。
ずっとずっと制限の中で、汚い世界に
まみれて生きてきて、いろんなことに
疲れているっていうのも事実だもんな。

ジンはブラウスを着て現れた。

わお。テヒョンもだけど
君の透明感、すごいね。

さっきまで子供みたいに走っていたとは
思えないよ。

さっき直しをしたジャケットを着せる。
さりげなくかがんでくれるジン。
本当に気が使える子だ。

そして、子犬のような顔をしておずおずと言う。

JN「Aヌナ？ごめんなさい。」

『間に合ったからいいわよ。
ただ、もう大人なんだから時計くらいは
確認してよね！！ジャケット、どう？』

軽く動いてみせるジン。

JN「大丈夫。さすがAヌナ！」

『よかった！もうジンは
メイク直ししてきてね。
あ、まだジョングクの直しで
メイクスタッフ足りないわね・・』

うーん。他のスタッフを手伝っても
メイクに回せないんじゃ意味ないし・・・

JN「ねえ、Aヌナ…
あの…」

言いにくそうにしている。
衣装気になるところあるのかな？

『ジン？どうしたの？
衣装、動きにくい？』

じっと私の目を見る。

なぜか
心音が大きくなりそう。

目をそらすことができない。

JN「…ミノヒョンと
なにかあったんですか？」