26-MH ページ26
MH「key！遅いよ！！テヒョンイと話しすぎて喉乾いた！」
key「なにが喉渇いただよ。自分で買って来いよ〜！」
ありがと、と言いながら俺はスポドリを飲む。
本当に喉渇いてたんだよ。テヒョンイが可愛くて
なんでも聞きたいし、話したいと思うから。
机の上に置かれた １本の水 。
いつだって僕たちは５人だからね、ジョンヒョニヒョン。
わざわざ挨拶に来てくれたBTSの７人はデビューの時とは
全く違う、大人になっていた。あのころはまだまだ
みんな可愛かったのにな〜。
いや、今もテヒョンイ以外はみんなすこし緊張してて
素顔ではそんなに変わってないのかもしれない。
俺たちができなかったことを
やってのける彼ら。
俺たちが勝てるのは・・・アイドル歴だけ？
これじゃ俺たちがおじさんになったみたいじゃないか！
Key「そういえば、
ここの売店のおばちゃん、
変わってなかった。
おばちゃん、ずっと変わってないよね〜。
売店で たぶん知ってる子 と話したんだよ」
そしてKeyは誰にもわからないよう、
意味ありげに俺に目線を送ってきた。
な、なんだよ。今は女の影なんてないぞ！！！
Key「『全員いい加減に
ならべえええええええ！』
ってキレる、
黒髪ロングの160センチくらいの
色が白い、
ピアスしかしない
スタイリスト だーーーーれだ！？」
TM「それって！！」
ONW「本当にいたの？」
え・・・
黒髪ロングで
正確には162cm
色が白い
俺が知っているころは
黒のチェコガラスのピアスだけ
をしていた
人？
その人であってほしいような
そうでないような・・・
Keyはゆっくりと体ごと俺に向け、こう言った。
「あれは Aヌナ だったよ」
ああ
A
何度その名を呼ぼうと思ったんだろう。
もう一度会える？
会いたいよ A
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作者名：もも | 作成日時：2021年3月2日 0時
