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＊
「お前の中、絡みついてきて、気持ちよすぎ。」
強く握ったままの彼の腕───
汗ばむ肌の感触さえも気持ちが良くて。
「どうした？…もっと？」
「…うん、もっと。」
今度は私から強請っていた。
「じゃあ、そのまま離すなよ？」
もう…彼の形になっている中。
馴染みきった二つの熱は、擦れ合う度に卑猥に啼き続ける。
互いに欲しがって、与え合って……
生み出される愛の音。
「俺を満たせるのは、お前だけだ…」
耐えられない想いで歪められた、色気を孕んだ顔。
その額から伝った汗が、私の口元にポトリと落ちた。
───甘い
それが私にはどうしようもなく甘くて……
涙が溢れてしまいそうだった。
〝ねぇ…私は、どんなあなたも……〟
───声に出せなかった想い
曝け出される欲望を、余すところなく受け止めるから。
私の前では、ありのままのあなたでいてね？
「っ…愛してる……」
確かに響いた、艶っぽく掠れた声。
その瞬間──
幾つもの波が爪先から頭の上まで這い上がって……
言いようのない大きなうねりに、いつしか二人して身を任せていた。
終わり
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hibisinkuu410(プロフ) - 初めましてm(__)mｲｪｿﾝさんの小説と検索してきました。初めて読んで、ｷｭﾝｷｭﾝ・ﾄﾞｷﾄﾞｷして、他の作品も読めれたら……と思い、初投稿させて頂きます。良ければﾂｲのﾌｫﾛｰも出来れば幸いです。 (2017年1月25日 5時) (
レス) id: 79e0a8589c (このIDを非表示/違反報告)
くまママ(プロフ) - 私は好きですよ(o^^o)萌さんの話。また、読めて嬉しいです。 (2014年11月19日 18時) (レス) id: 8e84bb4fcf (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 萌ちゃん、やめちゃダメよ。私、萌ちゃんのお話、大好きだから。 (2014年11月19日 7時) (レス) id: b317f10727 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん子。(プロフ) - おかえりー！← 私のジョンウンが戻ってきたわー(ぇ) またお話読めて嬉しいよ！！ (2014年11月18日 23時) (レス) id: db7694f338 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 『来年は、俺もあの場所にいる。』カンカーン☆はい、1ラウンド終了。もぉ、ダメダメ。萌さん最高、その後の『お前の為だけの俺でいる』もぉ完全にノックアウト。試合終了。私、萌さんの兄さんに骨抜きですょ。 (2014年11月18日 22時) (レス) id: 498d3a83b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe
| 作者ホームページ：http://www2.hp-ez.com/hp/moenovel/page1
作成日時：2014年11月18日 9時
