轟双子の姉 (ページ4)

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番外編予防接種ページ4

『ねぇ焦凍。今年予防接種打とうか？』

『本当か。それは助かる。なんせ病院にいかなくていいんだからな』

『そうだね～』

口ではそう言ってるけど実際は注射の練習をしたいだけなんだよね～

『なぁせっかくだからクラスの奴も誘っていいか』

『いいけど』

『なぁ皆、今年の予防接種Aが打つけどいくか？』

当日…

来たのは、焦凍、切島君、百ちゃんだった。

本当は皆来たかったけど、用事があってこれないそうだ。

『じゃあまず焦凍からでいいかな？』

『おう』

『じゃあこの部屋はいって』

ちなみに、場所は学校だ。

『ねぇ焦凍』

『なんだ』

『焦凍強くなったね。』

『はぁ？』

『だって小さい時なんて注射する前から泣いてたじゃん』

『うるせぇ』

～回想～

昔焦凍と私は予防接種するため病院に連れていかれた。

《轟さん診察室におはいりください》

そして診察室に入ったのだけれど…

『うわぁぁぁん』

『ちょ焦凍』

このように焦凍は大泣きだったのだ

お医者さんもお母さんも困っていたので

『わかった焦凍。私から打つからそうすれば大丈夫でしょ』

『うん…』

医師『じゃあ腕をだしてください』

そして腕をだした。うぅ怖い…でも焦凍がいるから頑張らないと!

医師『じゃあ少しチクッとするね』

痛い！でも泣かなかったから大丈夫。

『じゃあ私終わったから焦凍頑張れる？』

『うん…お姉ちゃん頑張ってた。僕もやるでもおてて握ってて？』

『ふふいいよ』

医師『じゃあ腕をだしてください』

医師『少しチクッとするね』

ギュッ

『痛い…』

『はい終わり。焦凍偉いじゃん！泣かなかったじゃん』

『うん！僕頑張ったの‼』

～回想終わり～

『あぁこんなこともあったな』

『ところで今は平気なの？』

『うぅ…まぁ…』

『はは好きじゃないんだね。』

『当たり前だろ』

『じゃあ腕をだして』

『これ私打つのはじめてだから痛かったら痛いっていってね』

『はぁ？っていってぇ！』

『はい終わり。焦凍大丈夫？』

『あぁ病院よりはいたくなかった』

『ありがとう！じゃあ百ちゃん呼んできて』