【男主】転生したら好きなマンガの世界にいてチート個性持っちゃったのでヒーロー科に入ります2【ヒロアカ】 (ページ21)

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you side.

皆が寝静まった頃。俺は祖母さんに引き出された個性の扱いに慣れようと思い、外に出ていた。空気が凄く綺麗で美味しい。星も沢山見えて、今まで見えなかった物が見えるようになった感動が凄い。

『…よし！』

肩甲骨辺りから羽を出す。ヒラヒラと白と赤の羽が舞う。片方ずつで色違うんだよね、右が赤で左が白。俺の髪色と一緒だぁ

『まずは飛んでみるか…』

羽に力を入れて羽ばたこうとしてみる。するとバサバサと動き、ふわりと体が浮いた。

おお！！何これめっちゃ楽しいんやけど！！！

『もうちょい高く…』

ふわふわと高く飛んでいく。俺の体を浮かせるほどの風力でしょ…どんだけ強いんだ(混乱)

『流石にホークスみたいに羽根は飛ばせないかぁ…』

あの羽から羽根がブワッてなってビュビュンッて飛んでく勢いが大好き。物凄くかっこいい

ぷつぷつと考えていると意外と自由に動けるようになってきた。俺って意外と飲み込み早いんじゃね？流石(自画自賛)

『よし、そろそろ……ん？』

玄関に誰か立っている。羽音で起こしてしまったのだろうか。ゆっくりと降下し、静かに着地する。立っていた人物の顔を確認すると、ホッとした。

『爆豪か』

「……テメェなんで起きてんだよ」

『え？あぁ、いやぁその…慣れよう思て…』

「テメェ今日ぶっ倒れたんだろ。しっかり寝とけや」

『……オカン？』

「誰がオカンじゃボケｪｪｪｴｪｴｪｴｴｴ！！！！」

『爆豪！しっ！！皆起きるやろ』

「ンなもん知らねぇよ。起きた方が悪ぃんだろが」

『大声出す方も大概やけどな…』

空を見上げる。今日は満月のせいかいつもより明るく感じる。星綺麗やなぁ

『月綺麗やなぁ』

「……あァ。」

ばっ……爆豪が共感した…だと…！？しかも話の内容が月！？マジかよ意外な一面見れたわ神様アザっす！！！！

「おいテメェ今変な事考えてただろ」

『へ！？考えてないよ！？』

「嘘つけ」

『う、嘘じゃないし！？(嘘)』

「バレバレだっての」

ペシッと額にデコピンされる。意外と威力強くて痛い。もうオカン止めてよぉ！！！(？)

「…そういやA。その羽、」

『あぁこれ？カッコいいでしょ』

ふふ、と笑うと何故か爆破されそうになった。なんでだろうね

「怪我」

『はい？』

「怪我してねぇかって言ってんだよ」

『始め部分は怪我しか言ってなかったんですがそれは』

「ゴタゴタうるせぇなァ！！？！？」

『えぇ…？』