奇襲 ページ29
初試み視点
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
死柄木side.
「今日か……いよいよだ」
都会のビルよりも低めのビルの上から如月Aのいる建物を見下ろす。
今日こそ彼を連れて来ないとなぁ、今の戦力じゃオールマイトは殺せない…先生にも言われた、如月Aを誘えって
「お前ら。やることは分かってるな？」
「当たり前です弔くん！早くA君に会ってみたいです…！！」
「お前とは相性合わねぇって言ってんだろ。これで3回目だ」
「別に相性なんていいんです」
「煩い」
さて、ここからどう行こうか…
「如月の周りにはプロヒーローがいる筈だ。建物の周りにも点々といるだろう。正面突破は難しい、だからあの建物の屋上から入る」
「でも弔くん、どうやって屋上に行くんですか？正面突破で行けないなら屋上に行くのは不可能です」
「こういう時のための黒霧だ。彼処にワープさせろ」
「了解しました」
黒霧から黒いモヤが出てきて俺達を包んでいく。目の前が明るくなると、先程俺達がいたビルが目に入った。
「11:00に奇襲開始する。あと5分あるから準備して」
準備っつっても俺は準備万端なんだけど。屋上にいる間に見つかんないと良いけどなぁ…
「如月A……絶対敵連合(こっち)にいれてやる」
あと5秒。
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＿＿＿＿奇襲開始。
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作者名：希 | 作成日時：2021年9月13日 13時
