初お招き ページ9
緑谷side.
『父さん母さんただいま！』
「おかえりA……あら、その子達はお友達？」
「ﾊｼﾞﾒﾏｼﾃ…」
「ﾋｭｯ…」
『ふ、2人共大丈夫…？俺が思いっきりスピード出したから…』
「だ、大丈夫だよ……」
死ぬかと思った…！！
それにしても凄い個性だな…多個性ってかっちゃんに言ったら怒りそうで怖い…
「おっ、友達か？」
『父さん！右が緑谷出久君で左が上鳴！上鳴とは結構前から会ってるからね』
はっ、そうだ自己紹介…！
「えっと…A君と同じ１−Ａの緑谷出久です！よろしくお願いします！」
「これからもAと仲良くしてやってね、緑谷君」
「……！ はい！」
うわぁお父さんもお母さんも美形だな…どっちかって言うとA君はお父さん似かな
あれ？お父さんの方何処かで見た気が＿＿
僕は弾かれたように鞄の中を漁った。そして1冊のノートを取り出してペラペラと捲っていく。
「……へ、」
『緑谷君どうしたの？』
「A君のお父さんって有名なヒーロー……！！？」
僕が発した言葉を聞いた上鳴君がA君のお父さんの方へ目を向ける。
『あ、そうだ言ってなかったね。父さんヒーローやってんだ』
「えっ、えっ、本物…！？」
「偽者だったらAはこんな自信満々に言わないだろう！HAHAHAH(」
『父さん今日訓練所空いてる？』
「……空いてるよ」
息子からの話の遮りは悲しい…
それにしてもお家綺麗だなぁ。大きいし他にも誰か居たりするのかな。
あ、そうだ。親に連絡入れとかないと…
「ごめんねA君、ちょっと親に連絡してくる」
『おけー』
「俺はメールでいっか」
「それにしても珍しいな、Aが友達を連れてくるなんて」
『入学当日に出来た友達だからね！！』
「良かったわ、Aならすぐ溶け込めそうね」
「戻りました〜」
『どうだった？』
「えっと…友達の家で勉強してくるって連絡入れたんだけど、母さん仕事で帰るの遅くなるっぽくて…もしかしたら家に帰れないかもって言ってた」
そう伝えるとA君は考える素振りをした。何を考えているんだ…
『あっそうだ！俺ん家に泊まってけば？』
「ｴﾞｯ」
「A、流石に泊まりは難しいぞ〜」
『1人でいるよりも人数が多い方が楽しいでしょ？』
「俺はオッケー。親にメール送ったらソッコーで「是非行ってらっしゃい!!!」って」
「ちょっと待っててね…」
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フグ - 受かる時の通知って投影されるんでしょ (2022年10月9日 7時) (
レス) @page4 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます…！！！これからもじゃんじゃん書いていくので頑張ります！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - とても面白かったです！私は主人公が無理してみんなを守る話が好きなので、この作品にハマりました！！！！！これからも体に無理のないように更新頑張ってください。応援してます！！ (2021年9月12日 6時) (レス) id: e6eb4364f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希 | 作成日時：2021年8月27日 10時
