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「キズがしっかり塞がるまで安静にしておけ」
『はい！！』
先生が教室の扉に手をかけようとしたが、ピタリと止まる。そして考える素振りをすると再び俺の方を向いた。
「…あぁ、それと、」
『？』
「よくやった」
『…！！ ありがとうございます…！』
「話終わったからさっさと教室入れ〜」
どうしよう、すんごく嬉しい。嬉しい。褒められたのが嬉しいヤバイ、このままじゃ嬉しいで頭がいっぱいになる。
「？ どうしたA」
『なんでも〜』
上鳴が視界の隅でハテナを浮かべているのも気にならなかった。今は、相澤先生に褒められたのがとても嬉しかった。
＿＿＿＿＿＿
「如月A、か…」
「これはこっちのモンにしなくちゃ」
「いつでも準備は出来ているからね」
＿＿＿＿＿＿
『＿＿＿＿ｯｯｯ！！！』
「？ どうした、A」
『何か、鳥肌が…なんか胸がモヤモヤ、して…』
「誰かに恋でもしちゃったんじゃねぇの？」
『してねぇわ(即答)』
何だったんだ、今の……
風邪引いてる訳じゃないし…昨日の敵が俺を恨んでんのか？？それならこの悪寒にも納得がいく。それにしても気持ち悪過ぎるぐらいの悪寒だったな、何も無いといいけど
それから授業ぶっ通し。ヒーロー基礎学とか数学とかもうなんちゃらかんちゃら。もう机の上がプリントでごちゃごちゃしててよく分かんなかったりしたけどすぐ終わったから安心だね！
『ふぁああぁ〜〜……』
「どしたA。寝不足か？」
『多分寝不足… いつもなら九時半には寝てるんだけど昨日は十時に家に帰ってきたから眠いのよ』
「なるほどな、お疲れさん」
そう言って缶珈琲を奢ってくれた上鳴。しかもブラックだから有難い。これで授業は乗り越えれるかな
＿＿＿＿
そう言えば如月くんの個性把握テスト、先生が「どっかいった」って言ってましたけど大気圏を超えてどっか行ったって事です。語彙力無くてすみません
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フグ - 受かる時の通知って投影されるんでしょ (2022年10月9日 7時) (
レス) @page4 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます…！！！これからもじゃんじゃん書いていくので頑張ります！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - とても面白かったです！私は主人公が無理してみんなを守る話が好きなので、この作品にハマりました！！！！！これからも体に無理のないように更新頑張ってください。応援してます！！ (2021年9月12日 6時) (レス) id: e6eb4364f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希 | 作成日時：2021年8月27日 10時
