やさしい(確信) ページ29
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次の日、高校へ登校し教室に入ると俺よりも早くいた人達が一斉に俺の方を見る。皆息ピッタリ……テレパシー使って合わせてる？(すっとぼけ)
『ぁ…お、おはよ』
一応挨拶してみるが返事は帰ってこず、俺に視線が向いてるだけ。そして俺の目から下に視線が下りていって腕と足に巻いてる包帯に目を合わせた。
『み、皆？？』
「どうしたんだよこの包帯！？！？何かしたのか！？」
『え』
「まさか爆豪にボコられたとか！？」
「いやしてねェわ！！！何決めつけてやがんだこのクソ共ォ！！」
「昨日凄い音が聞こえてきて駆け付けてみたんだけど、既に野次馬でいっぱい！！そこに氷で動きを封じられた敵がいたの！！誰がやったんだろうねぇ！！」
『え、あ、その……』
皆に押しかけられて反応に困っていると、教室の扉が開いた。視線をそっちに向けると緑谷が立っていた。
「A！！怪我はもう大丈夫なの？」
『うん。昨日医者には明日から動いていいよって言われてたし』
「今度から無茶しないでよ、僕だって心配だから」
『……うん』
「それにしてもあの敵、逃走中だったみたいだね ……A？」
『………』
と て つ も な く 視 線 を 感 じ る 。
絶対皆見てるじゃん！！こうなったら振り向くしかない気がする！！
うぉぉぉおおお視線なんて気にするもんか(？)！！
勢いよく振り返ればやっぱり皆見ていた。……俺なんて見ても面白くも楽しくもないよ
「すっげぇぇえ！お前敵と戦ったの！？カッケェな！！」
『ん？』
「どうだった！？強かった！？」
『ん？？』
「お前仮免持ってねぇだろうがよ」
『うん…』
「お前プロヒーローに会ったか！？目ぇつけられるぞ！！」
『どういう意味！？』
数分間質問責めになり先生が来るまで続いた。HRが終わると先生に呼び出される。やっぱ怒られるかな
「如月、昨日の事は言わなくても分かるな？」
『…はい』
「本当は仮免すら持っていない生徒が敵を捕まえる事はよろしくないが…とあるプロヒーローからは感謝していると連絡が来た。しかも逃走中で捕まえるのが困難な敵だったそうだな」
『そこまでじゃなかった気が』
「しかも敵を2体。1体目はたまたま通りすがりで、2体目は彼方から戦闘を仕掛けられたと…」
「取り敢えず次敵に会ったら俺に連絡しろ。ほら電話番号」
『えっ、あ…いいん、ですか？』
「別にいらないならそれでいいが」
『あああいやいります！！』
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フグ - 受かる時の通知って投影されるんでしょ (2022年10月9日 7時) (
レス) @page4 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます…！！！これからもじゃんじゃん書いていくので頑張ります！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - とても面白かったです！私は主人公が無理してみんなを守る話が好きなので、この作品にハマりました！！！！！これからも体に無理のないように更新頑張ってください。応援してます！！ (2021年9月12日 6時) (レス) id: e6eb4364f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希 | 作成日時：2021年8月27日 10時
