爆豪君 ページ12
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教室で上鳴と喋っていると爆豪君が近付いてくるのが視界の端に映った。
え…？どうしよう！？俺まだ一回も喋ってないし目も合わせたことが無いし声も届かないしうぉぉぉおおおお(？)！！来たら俺の心臓爆発しちゃう！！
「………」
爆豪君が俺の席の前で止まる。
ｱｯ……ﾔﾒﾃｸﾀﾞｻｲﾕﾙｼﾃｸﾀﾞｻｲ｡ﾅﾆﾓｼﾃﾅｲｹﾄﾞ
「おいお前」
『！！ な、何ぅうぇ！？』
急に腕を引っ張られて教室の外へと連れてかれる。待ーて待て待て待て！！原作にこんな展開無かったろ！？なんで連れてかれてんの！？カツアゲ！？まぁそんな事しない良い人だけども！！
なんてゴチャゴチャと思考を巡らしていたらいつの間にか人気のない渡り廊下。自販機の前。なんでなん？
「おい」
『はい！！？』
「好きなの選べ」
そう言って親指で自販機を指す爆豪君。ポカンとしていると
「早くしやがれ！！！」
と怒鳴られたのでさっさと選んだ。
でもどうして急に？？
『あの〜…』
「あ"ァ？」
うぉぉおおお生で見るとカッコいいけど怖ぇえええぇ！！威圧感パねぇ！！でもイケメンオーラ出しまくりじゃねぇかよ！！！どゆこと！？
『な、なんで俺を呼んで…』
「……面白そうだったから」
『へ？』
「なんつーか…テメェは他の奴等と違う気がした。奴等の個性は大体把握してるのにテメェだけ把握出来てねえ。関わろうとすればいつの間にか消えてるしな」
『すんません……』
それは申し訳ない！！スライディング土下座でもしようか！？今なら出来るよ！？
「お前が一番謎。まぁあのクソデクもだけどな」
『はは…』
「聞きたい事あったら聞く。テメェの連絡先教えろやゴラ」
『お、おう…』
連絡先を交換すると爆豪君はすっくと立ち上がって元来た(俺を引き摺ってきた)道を歩き始めた。俺は『そういや自己紹介してねぇ！！』と思うと思いっきりベンチから立ち上がった。
『爆豪君！！』
「あ？」
『お、俺…名前、如月A！！』
「……爆豪勝己。つーか君とかいらねェ」
『！！』
思ってたより殺伐としていなかった…なんか仲を深められた気がして嬉しい。素直に嬉しい
『ｯ、爆豪！』
「んだよさっきから…」
『ありがとう！』
「…………チッ」
うぉぉぉおおおお喋れたぁぁぁああああああ！！！！もう威圧感とか気になんなくなったわ神様ありがとう(？)！！
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フグ - 受かる時の通知って投影されるんでしょ (2022年10月9日 7時) (
レス) @page4 id: 8243bd92bd (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 琥珀さん» ありがとうございます…！！！これからもじゃんじゃん書いていくので頑張ります！！ (2021年9月12日 22時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - とても面白かったです！私は主人公が無理してみんなを守る話が好きなので、この作品にハマりました！！！！！これからも体に無理のないように更新頑張ってください。応援してます！！ (2021年9月12日 6時) (レス) id: e6eb4364f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希 | 作成日時：2021年8月27日 10時
