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私は最強だった。
ソレはコレから先もずっと変わる事はない
例えどんな事があろうとも…
「お前の負けだ」
「な…んで」
私の炎は確実に男の体を包んだはずだった。なのに今私の目には這いつくばる私を貶した目で見下げる男の姿が映っている。
負けた？この私が？
「認め…な…い」
「無駄だ。もうお前の体には完全に毒が回り切ってる」
毒？まさか最初の一撃
あの時刺した刀に毒を仕込んでたって言うのか
「少量で象をも即死させる毒をあれ程食らっても今まで意識保ってやがったんだから最強ってのも伊達じゃねぇな。だが…」
男は私の髪を鷲掴みにし顔を近づけ言った
「まだお前だけが最強だと思ってんのか？」
「なっ」
その瞬間いつしかの記憶がフラッシュバックする
知っていた…私はこの男を…ずっと昔から
「伏黒っ…テメｪ」
「やっと思い出したか？約束通り来てやったぞクソガキ」
伏黒甚爾、天与呪縛により先天的に人間離れした身体能力を与えられた。私達とは違う種類の天才
「知ってるか？強さってのは2種類の能力を持って漸くその全てを発揮する。一つは才能、もう一つは頭脳…お前ら見たいな自分の力を信じて止まない馬鹿は正面からぶつかる事しか知らねぇ。」
コイツ一体何が言いたい…
「だからお前らは負けたんだよ。猿以下の俺にな！」
傷口を抉られ痛みでただでさえ朦朧としていた意識が更に遠のく
馬鹿だった。
コイツの言う通り今まで自分の力に酔っていた私は反転術式さえ知らない
出来なかったんじゃない。やらなかったんだ
誰一人として私に傷一つ、つけられる奴はいないと信じて疑わなかった
私は…ピエロだったのか？
「ったく。とんだ無駄足だったな…てことでそろそろ終わりにしてやるよ」
「ぐあっ！」
投げ飛ばされ宙に浮いた私を助走をつけた伏黒が蹴り飛ばす
ッダメだ。この先には
「A！？」
五条がいる
逃げろ！そう叫びたいのに私の口からは掠れた吐息しか発せられない
そうしてる間にも伏黒が放った蝿頭が私達を取り囲む
「蝿頭をチャフみたいに使おうってわけね」
駄目だ。裏の裏を読まないとアイツには勝てない
「少しそこで休んでろA」
違う。違うんだよ
「ダメだ！」
漸く出た声も虚しく
奴の罠に嵌められた五条は喉から順に掻き切られ
降り注ぐ血飛沫と共に私の隣へ崩れ落ちた
…嘘だ。五条が死ぬなんて!
「五…条ッ…」
段々と冷たくなる五条を前に私はただ涙を流す事しかできなかった
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Non - 常春さん» お忙しい中コメントしていただきありがとうございます！！全然謝らないでください！読んでくださってるだけで光栄すぎるくらいです。お体におきおつけてお過ごしください (11月8日 22時) (
レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。最近少し忙しくてあまり占ツクを開かなくなってしまったのでコメント等が出来ませんでした。申し訳ないです。そして今回もとても面白かったです。これからの展開が楽しみです。 (11月6日 0時) (レス) id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
Non - 常春さん» はい！難しくて最新率が落ちスイマセン。気合いいれてがんばります！そしていつも温かいコメントありがとうございます！！本当に励まされております (10月31日 1時) (レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。いよいよ懐玉 玉折編ですかね？ぶっちゃけ懐玉 玉折編が一番好きなので楽しみです。nonさんもお身体に気をつけて下さいね。 (10月23日 0時) (レス) @page27 id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
non - 常春さん» お久しぶりです！まだ読んでいてくださったと知って本当に嬉しく思います！いつも励ましてくださりありがとうございます。本日はまだ完成していなく更新は明日になると思いますがまたお暇があれば読んでください！！常春さんも体調に置きおつけてくださいね＾＾ (10月20日 0時) (レス) id: eb03765b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Non | 作成日時：2023年9月27日 1時
