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初めてだった…恐怖で足がすくんだのは。

初めてだった…目の前の人間が猿以外に見えたのは

初めてだった…自分は1人きりじゃないとおもえたのは




怪物は確かにそこに存在していた




傷の男に連れらていた先は大きな屋敷の前

「きた…いいか。目は合わせんなよ」

男がそう言った数秒後

その屋敷から出てきたのは想像していた様な大男ではなく自分と同じ背丈の未だ幼い顔つきをした少年だった

「っ!!!」

たった一瞬程度だ

たった一瞬すれ違い様に目があっただけなんだ

でもその一瞬にして分かった。

彼は私と同じ怪物なんだと…

息をする事さえ忘れた私は

何処までも透き通るその蒼に見惚れ…焦がれた

「…見てんじゃねぇよ。雑魚が」

彼から向けられた悪意が殺気が

その全てが

私を高揚させた。



「嬢ちゃん。どうだった?五条悟は」

家へと変える途中車で待っていた男は私にそう尋ねた

「…五条悟」

「その様子じゃ甚く感心された様だな」

傷の男は言った

「あのガキもお前と同じ天才として呪術家に生まれた呪いだ。って言っても今のお前じゃ瞬殺されるのがオチってとこだろうけどな」


私か誕生してからというもの
世界の均衡を正す為か
年々呪霊は力を増している

原因は果たして私なのか

それとも五条悟なのか

きっとそれはどちらでもない

”どちらも”

それが正解だったんだ
 

「勝つよ。今じゃなくても私はいつかきっとあいつに勝つ。

「フッ ガキの言う事なんて信じらんねぇよ」

「じゃあその時が来たら見に来ればいい」

「あー…ま、気が向いたらな」


あの日以降あの男達に会うことは無かった

きっと五条悟の存在を私に告げた事で父の怒りをかいクビにでもされたのだろう

噂じゃ自分から啖呵を切り辞めたとも聞く

「…本当、馬鹿なジジイ共だったな」

空を見上げれば

どこまでも続く蒼を置き去りに

2匹の鳥たちが自由気ままに翼を広げ飛び回っていた

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設定タグ:五条悟 , 夏油傑 , 呪術廻戦
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Non - 常春さん» お忙しい中コメントしていただきありがとうございます!!全然謝らないでください!読んでくださってるだけで光栄すぎるくらいです。お体におきおつけてお過ごしください (11月8日 22時) (レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。最近少し忙しくてあまり占ツクを開かなくなってしまったのでコメント等が出来ませんでした。申し訳ないです。そして今回もとても面白かったです。これからの展開が楽しみです。 (11月6日 0時) (レス) id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
Non - 常春さん» はい!難しくて最新率が落ちスイマセン。気合いいれてがんばります!そしていつも温かいコメントありがとうございます!!本当に励まされております (10月31日 1時) (レス) id: f644c360f0 (このIDを非表示/違反報告)
常春 - コメ返信、小説の更新ありがとうございます。いよいよ懐玉 玉折編ですかね?ぶっちゃけ懐玉 玉折編が一番好きなので楽しみです。nonさんもお身体に気をつけて下さいね。 (10月23日 0時) (レス) @page27 id: 18eaca2ace (このIDを非表示/違反報告)
non - 常春さん» お久しぶりです!まだ読んでいてくださったと知って本当に嬉しく思います!いつも励ましてくださりありがとうございます。本日はまだ完成していなく更新は明日になると思いますがまたお暇があれば読んでください!!常春さんも体調に置きおつけてくださいね^^ (10月20日 0時) (レス) id: eb03765b50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Non | 作成日時:2023年9月27日 1時

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