僕たちのスクール革命2

特別 ページ14

ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ






裕翔「さ、帰ろ」






涼介「ゆーてぃ今日早いね」






裕翔「うん、今日親戚集まるから」






涼介「へ〜」






裕翔「涼介も来る？愛佳来るよ」






涼介「え！？愛佳ってあの？」






裕翔「うん！もう中学生だよ〜」






涼介「うわぁ〜もうそんななるか〜」






知念「僕帰る」






裕翔「あ、知念じゃーね！」






知念「うん♪ゆーてぃバイバイ♡」






涼介「…俺には？」






裕翔「何、まだ仲直りしてないの？笑」






涼介「いや、仲直りって…これ喧嘩か？」






裕翔「ぐちぐち言ってないでちゃんと謝んな？知念に嫌われていいの？」






涼介「…行ってくる」






裕翔「よし」





−−−−−−−−−知念ep1




知念「雨だ…」






傘持ってきてないや






どうしよ…






涼介「知念！」





背後から
聞き慣れたの声がした






知念「なに」






涼介「俺の傘、一緒入る？」






知念「いい」






涼介「もう、ほら帰るよ」






なんだよ
人の気も知らないで






涼介「…なんか、ごめんな？」






知念「何が」






涼介「いゃ…何がって…」






そう、
涼介が謝ることなんて何も無い






涼介「ねぇ、なんで怒ってるの？悲しいから？寂しいから？｣






答えられない
だって、自分でもわかってないから






涼介「知念…？」






だけど…






知念「苦しい…から」






答えになってない






でも、涼介は僕を抱き締めてくれた






涼介「なんでそうなるんだよ、そんな事言われたら…俺も苦しくなるじゃん」






クサいセリフだけど、本当のこと
僕達はお互いの半分をお互いが持ってる






涼介「知念は、俺の中で特別だから…誰より愛おしいよ」






あぁ…






その言葉1つで全てが溶かされていく






知念「僕もだよ…」






グラついた感情が、満たされる







涼介「…キス、したいな」






知念「ダメ」






涼介「でも、傘の中だからバレないよ？」






知念「…」






僕が黙るのは、okの合図
優しい微笑みが近づく






知念「んっ…//」






涼介「はぁ…//…ﾁｭｯ…//」






いつもより深い口づけに声が漏れる






知念｢ﾝﾝｯ…//ぁ…ﾝｯ…//」






涼介「ちぃちゃん…声出しちゃダメだよ…」






知念「…///」






ねぇ涼介…






僕達って一体何なの…

僕は可愛い→←レアキャラ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す