依存症は君のセイ。 【青】

りょこう ページ20

Aさいど



突然ですが、今


大阪に旅行で来ています！


え、なんでって？


ころん｢ねえ、旅行行かない？｣


じつはさ、先月からころんにずっと言われてたんだよね


確かにいつも行くとしたら近場だし


そろそろちょっと遠くに行ってみよう、ってなって


大阪に来ました、はい。


んで、今US〇にいるんだけど


ころん｢え、何あれ美味しそう｣


ころん｢ねぇ、あれ乗ってみない？｣


ころん｢あれAに似合いそう｣


1人ではしゃいでてうるせぇ。


いや、いい歳した男がぴょんこぴょんこ跳ねながら


子供かのようにはしゃいでんの謎じゃね？え？



別に楽しいのはいいと思うけどさ


A｢そういえば乗り物乗ってなくない？

ハリーポ〇〇ー乗りたい｣


ころん｢却下。｣


え、即答？


A｢え、じゃあころんは何乗りたいの？｣



どうせスパイダー〇〇とかでしょ、



ころん｢あれ。｣


ころんが指を指す


私も釣られてそっちを向く...と


女の人｢きゃあああ！｣


A｢は？まさかジェットコースターとか言わないよね、ね？｣



ころん｢え、そうだけど？｣



なんでこいつ余裕そうなんだよ、ムカつくな←



ころん｢A、もしかして苦手なの？｣


ぎく


実は誰にも言ってないけど


ジェットコースター、本当は苦手


でもこれを乗らないと言ったら...


ころんが調子に乗るのが目に見えてる...


A｢乗れるけど、？｣


あ、言ってもた


ころん｢ふぅーん、

じゃ、行こ｣


人生終わったわ、これ...


＿＿＿



スタッフさん｢それでは、発車致します！｣



ころん｢あ、始まる｣


A｢.....｣


はい、今ジェットコースターです。


ころん、あの私が乗るって言った時めっちゃニヤニヤしてたんだけど


あれ絶対乗れないこと察してるよね、


後で絶対殺s((


ころん｢あれれ？がAちゃん？


なんでずっと下向いてるんでちゅか？｣


ころんが煽ってくる


A｢...っ、



さ、察してるんでしょ...｣


あ、やべ、


心の声盛れちった★


ころん｢...


そんな素直に言うとは思わなかった...｣


え、照れてる？


A｢え？｣



ころんは私の手を握ってくる



ころん｢手、握らないの？

ちょっとは怖くないと思うけど。｣


A｢あ、ありがと。｣



なんだかんだ、彼はやっぱり優しい。



＿＿＿

ころんさいど


ころん｢あんな素直に来ると思わなかった...｣(小声)


実は照れてるころんくんでした。

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