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廉side
学校の最寄り駅から電車に乗り継いで
2本先の駅に降りる。
「どこ高なん？その子は」
海人「いや多分、大学生。」
「は！？！？大学生！？！？」
廉、声でかい。といつも俺が海人に言ってる言葉を
今度は本人から言われ、海人は話し始める。
海人「見た目が高校生って感じじゃなかったから」
「話してないん？まさか一目惚れ？」
海人「話したことは、ある」
でも、名前とかは何も知らないんだ〜
と下を向いて、笑っていた。
海人「あ、ここ」
海人が連れてきたのは、
さっき降りた駅から少し離れた、カフェ。
「カフェの店員さんか」
海人「ううん。こっち」
指を指したのは、カフェと合体してる小さな本屋。
窓の外から覗くと、
海人「あ、あそこ」
と、言った。
海人が目を輝かせて、好きといった人は
「え.........まじ？」
俺の姉ちゃんだった。
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作者名：モッチャンネル | 作成日時：2020年7月2日 20時
