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守護霊 ページ24

Aさんから突然の休暇プレゼントの話を聞いて、僕は面食らってしまった。

休みが欲しいなんて思ったことはなく、Aさんのそばで仕事をしていることは苦痛ではなく、むしろ楽しいと感じていたくらいだからだ。

そうは言っても、ご主人様のせっかくの心遣いを無下にできない。

日曜日の朝、屋敷を出た僕は、電車を乗り継いで、隣の県に向かった。

とある私鉄の駅で降りて、店を開けたばかりの花屋で小ぶりの花束を買った。

タクシーで墓地に向かう。

もう3年も両親の墓参りをしていなかった。

それは、心の片隅でずっと気になっていた事柄だった。

両親の墓石の前に花をたむけ、手を合わせると、ふっ…と肩の力が抜けたような気がした。

お墓の前で泣かないでください、そこに私はいません。

そういう内容の歌もあったなとふと思い出しながら、僕はしばらく手を合わせていた。

以前、知り合いの女性に「守護霊が見えます。ご両親かな。にっこり笑って如月君を見てますよ」と言われて驚いたことがある。

僕には少なからず霊感があると思っているのだけれど、自分の親のこととなると全く駄目だった。

僕は両親の姿を写真でしか見たことがない。

もし生きていてくれたら、と思うことは多々あった。

でも、現実はそんなことはありえない。

僕はただ、僕をこの世に生み出してくれたことに感謝する。

今の生活は充実していた。

自分の身体は健康で、仕事はやりがいがあり、幸福だ。

おそらく両親が守護霊というのは本当のことなのだろう。

実際に、僕は何度か「誰かが護ってくれた」と感じる瞬間があった。

偶然に選択したことであっても、あれは必然だったと思える時が何度もあった。

すでにこの世の人ではないのに、これほどありがたいことがあるだろうか。

再びの偶然→←夫婦愛



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設定タグ:ジェジュン , 東方神起 , JYJ   
作品ジャンル:恋愛
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alexis(プロフ) - 桃子さん» なるほど!さすがです!キシャラギくん(≧∇≦)b (2019年5月15日 12時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - alexisさん» クレカのサインのことはすっかり忘れてました〜 主人公は外国によく行くからサイン慣れしているはずなのにね。たぶん、如月君は日本語のサラサラサインを考えてくれたのかも。 (2019年5月15日 8時) (レス) id: 540ae2064d (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - サイン…て、カードとかの支払いですることありますけどもージェジュンさん?ヒロインはきっと筆記体でサラサラっと書いちゃったんですねー (2019年5月14日 20時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 桃子さん» 引っ越しの後片付けで終わりましたチーン(-ω-;) 更新、嬉しいです♪ 妄想…物語。。。素晴らしいストーリーを読んでると毎回、思いますよー想いは真実を引き寄せる…と。現実から目をそらせないほどの信ぴょう性……妄想は想像を超えていきますから! (2019年5月11日 0時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ(プロフ) - 桃子さん♪お返事有難うございました~♪アナザ~スカイ観てました!(笑)JJ が春の桜より眩しかった!(笑)もって生まれた愛されキャラで何もかも上手だけれどそれ以上にブレることなく謙虚に努力し続ける姿がより眩しい人!輝き続けるJJ万歳! (2019年5月10日 23時) (レス) id: 1d7062e30d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃子 | 作成日時:2019年4月20日 0時

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