アルバムタイトル ページ16
「A、覚えてる？キシャラギ君と３人でハヌル公園に行った時のこと」
「うん、覚えてる」
「俺あの時、Aに振られた妄想をしちゃったんだ。速攻で涙が出て来ちゃって…」
「あ〜、そうだったね。ジェジュンはほんとに感じやすいんだなって思った」
「Aが想像なら失恋の歌を書くのもいいじゃない、って言ってくれたから、俺、頑張ってみたんだよ。でも、女々しい失恋ソングじゃイヤから、思い切り怒りをこめた激しい歌詞にしてみた」
「わぁ、すごく楽しみ！」
「ありがと」
ジェジュンはそう言って少し照れくさそうに笑った。
「ハードな失恋ソングだけど、めっちゃ気に入ってる。いつか、日本語の歌詞でも歌いたいなあ」
「ジェジュン…」
「だって、俺の恋人が日本人なんだよ？恋人に日本語の歌、聴かせたいじゃない。もちろん、日本のペンにもね」
「うんうん、そうだよね。私もすごく聴きたい」
それが実現する日が来ようとは、その時は思ってもいなかった。
「あとね、アルバムのタイトルも決めたんだ」
「お〜〜 それもすごいじゃない」
「ＷＷＷっていうんだけど」
「それって…」
私はなんとなくわかったような気がした。
「Who,When,Whyっていう意味」
「かっこいいタイトルが決まったじゃない。よかったね！ジェジュン」
「コマウォ。これはね、一晩中Aと仲良くして、朝が来て、柔らかい光の中でAの寝顔を見ていた時に、なんとなく思いついたんだ。ほら、Aが俺にラブレターくれたあの日だよ」
その言葉に、私は瞬時にその日の朝のことを思い出すことができた。
服を着てから読むと言い、結局は家に帰ってひとりで読むと言ったジェジュン、可愛かったな…
「Aのラブレター、今でも俺の宝物だよ」
「私だって…」
「っていうか、Aそのものが俺の宝物。俺の光そのものだよ。見失いたくない…」
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桃子(プロフ) - alexisさん» コメありがとうございます！さきほどPart32に突入しました。韓国男子って、いろいろ違うんですねえ。やっぱり男は日本人が一番だわ。あ、JJは別だけど…(^^ゞ (2017年3月26日 18時) (
レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 桃子さん» ちょと前を遡って…から追い付いたんですが、また初めから読もうかな( ´艸｀) と、、、あは！ジェジュンにバレてますが、ホントに韓国男子…てか、日本人には理解が出来ないことに、職場の同僚とも男性なら食事も出来ないんですよぉ…苦笑。 (2017年3月26日 17時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - alexisさん» 私も以前の章を読み直しながら続きを書いています。何しろ書いたことをすっかり忘れるので(笑)時々矛盾を発見してこっそり書き直すこともあります。キャラクターのブレはないようにしていますが、なかなか難しいですね。。。 (2017年3月25日 20時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 桃子さん» ちょと遡って復習しながら読み直していました！登場人物のきちんとしたキャラクターに改めて唸るばかりです！わ…私がコメントし過ぎて他の方がしづらいのかもしれないです…^_^; みなさん、はじゅかしいのかも……。キシャラギ君、ホントに魅力的ですね！ (2017年3月25日 20時) (レス) id: c45450e957 (このIDを非表示/違反報告)
桃子(プロフ) - alexisさん» いつもコメントありがとうございます。コメくださる方がほとんどいないので、本当に励みになります。重ねて感謝！如月君は自分で書いていても楽しいです。まだまだ何かありそう…(笑) (2017年3月25日 10時) (レス) id: a84791e757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃子
| 作成日時：2017年3月6日 21時
