一星充【デート】ーリクエストー ページ8
*
・二人は付き合っている設定です
・先輩後輩関係です
(↑一星くんが一年生という設定です)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ーAサイドー
朝の9時45分頃｡
少し早いが､10時過ぎに着く位は良いし､
道程が少し遠いから､
この時間帯に出た方が良いだろう｡
今日は一星くんとのデートだ｡
待ち合わせの場所に行くと､
丁度一星くんが待っていた｡
思わず胸が高鳴りそうだが､
こっちに気付いていない彼を驚かせようと､
後ろから回ってみる｡
『おはよう！一星くん！』
「…っ…遅いです…｡二分遅刻です｡」
相変わらずの素っ気ない態度に､
細かい余計な一言｡
10時ピッタリに着いたと思っていたが､
どうやら違っていたみたいだ｡
「とりあえず行きましょうか｡」
『……うん｡』
さりげなく手を繋いできて､ドキッと心臓が鳴る｡
そういう不器用な所が好きだ｡
だけどそれより､この服装や髪型とかを褒めてほしい｡
一星くんの為につくしちゃんや杏奈ちゃんに
協力して貰ったり､色々と頑張ったが､
彼からは褒めてくれない｡
何時もの事だから､もう慣れたけど｡
「で､先輩は何処行きたいですか？」
『うーん…とりあえずこの辺ブラブラしようよ』
「それで良いなら良いですけど…」
心配されるような事を言われて､
やっぱり何処か決めた方が良かったのか｡
そんな事を思っていると､
丁度ゲームセンターがあった｡
『そうだ！ゲーセン行こうよ！』
「UFOキャッチャーでねだったりしないなら良いですよ」
『私がそんな事する訳無いじゃん』
「するから言ったんです」
私が何時そのような事をしたのか､
必死に思い出そうとするも､中々思い出せず､
とりあえずゲーセンを堪能しようと中に入った｡
『私が何時ねだったの？』
「付き合う前に一回行ったの覚えて無いんですか？」
少しずつ思い出してきた｡
どうしても欲しかったぬいぐるみを
一星くんに取って欲しいって素振り見せたな｡
確かその“どうしても”欲しかったぬいぐるみ…｡
『思い出したよ｡そのぬいぐるみって…｡』
「やっと思い出したか｡」
『青いメンダコのぬいぐるみだったね｡
一星くんに似てたから､ねだったの今思い出した｡』
そう言い､彼の表情を伺うと､
ムスッとした顔で私を見ていた｡
一時期それでチームの皆に弄られていた｡
今思うと申し訳無い気持ちになった｡
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ぶらっく珈琲(プロフ) - ☆machi☆さん» 返信が遅れてしまって申し訳ありません！とても嬉しいご感想ありがとうございます！こちらこそ､リクエストありがとうございました！ (2020年3月3日 21時) (
レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
☆machi☆(プロフ) - リクエストに応えて頂いてありがとうございました!!もう、さいっっっこうです!! (2020年2月27日 20時) (レス) id: 0bacd1a06a (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - スカーレットさん» そう言って貰えると凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年2月24日 12時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット - 面白かったです。これからも頑張ってください！ (2020年2月23日 19時) (レス) id: 4dc252141c (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - ユズカさん» ありがとうございます！更新も何とか出来るように頑張りたいと思います…｡応援もありがとうございます！ (2020年1月12日 19時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶらっく珈琲 | 作成日時：2019年12月29日 13時
