検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:13,313 hit

サタン・ゴール 狂気【お風呂】 2 ページ7

こんな昼間っから風呂とは……と
つくづくそんな気分になってくる。

無言で風呂に入っているが、
例のコイツ(サタン)が
私に抱き着きながら湯に浸かっている。

等の本人は気にしていないが、
肌と肌が密着して、私はかなり恥ずかしい。

というより、今時の中学生が風呂に入っても
何とも思わないって、どういう神経してるんだ。

身体の熱で湯が熱く感じてくる。


『もうちょっと離れて欲しいんだけど……』


「………嫌じゃ」


『はぁ!?』


ムッとした顔で私を見てくるサタン。

私と付き合ってあざとくなってきているのは、
気のせいとした方が良いと思った。

ともかく、抱き着いているサタンから離れようと
頭で考えても、解決策が浮かんで来ない。

もういっそのこと、風呂から上がった方が
良いのでは無いのかと、思ってきた。


『もう出ようよ』


「まだ入ったばっかぞよ」


『一人で入ってれば良いじゃん』


サタンの腕を力ずくで解こうとするも、
強く握られているため、解けない。

私が解こうとしている隙を見たのか、
うなじにキスをしてきた。


『ひぁ…!……何すんの』


変な声が出て、声をギリギリ抑え、
サタンを睨み付ける。

そんな彼の表情は満足げな表情で
何でそんなにニヤニヤしているのかと
苛立って来た。


「そこにあったからしただけぞよ」


『だからって急にしないでよ…』


私の顔を見詰めながら抱きしめるサタン。
恥ずかしくて目を逸らそうとするも、
顔を押さえ付けられている。

このまま変な空気になって、
風呂場で行為をすることになったら、
それこそ一大事だ。


『ねぇ…本当に早く出よ?逆上せてきたし…』


上目遣いを使って言えば、
少しは聞いてくれるのかもと思い、サタンに言うも
黙ったままだし、こりゃ当分出られないなと考える。

そう考えていると、サタンはタオル越しに
私の胸を触ってきた。

声が出そうになったけど、何とか我慢して、
背後から揉んでくるし、息遣いが耳まで伝わり、
身体がムズムズしてくる。

それを良いことにサタンは軽いキスをして、
片方の手が下に行くことが分かる。

何となく察していたが、
彼からの誘いに今日くらいは乗ってやろうと、
恥ずかしながらもキスを落とした。

一星充【デート】ーリクエストー→←サタン・ゴール 狂気【お風呂】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぶらっく珈琲(プロフ) - ☆machi☆さん» 返信が遅れてしまって申し訳ありません!とても嬉しいご感想ありがとうございます!こちらこそ、リクエストありがとうございました! (2020年3月3日 21時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
☆machi☆(プロフ) - リクエストに応えて頂いてありがとうございました!!もう、さいっっっこうです!! (2020年2月27日 20時) (レス) id: 0bacd1a06a (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - スカーレットさん» そう言って貰えると凄く嬉しいです!ありがとうございます! (2020年2月24日 12時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット - 面白かったです。これからも頑張ってください! (2020年2月23日 19時) (レス) id: 4dc252141c (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - ユズカさん» ありがとうございます!更新も何とか出来るように頑張りたいと思います…。応援もありがとうございます! (2020年1月12日 19時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぶらっく珈琲 | 作成日時:2019年12月29日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。