ペク・シウ【嫉妬】 ページ2
*
・二人は付き合っている設定です
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ーAサイドー
『ねぇ…ペク､聞いてる？』
「うるせぇから黙れ｡」
『あ…すいません』
最近ペクに話し掛けても､無視されたり､
黙れと言われる毎日が続いている｡
ペクが素直じゃ無いことぐらいは知っている｡
だけど､言葉とか私なりに結構傷付いている｡
もしかしたら私が嫌いなのではないかと考えた事もあった｡
『それについてどう思う？』
「何時ものように私に聞かないでよ……」
ペクとの間に何かあった時には
こうしてソアちゃんに相談を受けている｡
ソアちゃんは呆れながら言っているけど､
こうして私の話を何時も聞いてくれる｡
そんな友達想いな所が私にとって大好きだ｡
『だって最近､私が話し掛けても無視するし､
迷惑そうな顔するし……こうやって相談出来る相手がいないから｡』
「て…照れてるだけじゃない？」
大きい溜息をついている私に
元気付けようとしているのか､
何処か焦って喋るソアちゃん｡
顔を伏せる際に机で頭をゴンッとぶつけて､
痛いと思っても､私の精神の方が痛い｡
どうすれば良いか考えていると､
ソアちゃんからの提案の言葉が耳に届いた｡
「嫉妬とかさせれば､ペクも少しは構ってくれるんじゃないかな？」
『良いと思うけど……』
「けど？」
ペクって嫉妬したら面倒臭そうだし､
嫉妬したら仲直りするのに､三日くらい掛かりそうだな……
そう思いながらも､他に方法が無いので､
実行してみようと思った｡
私は席から立ち上がり､
ソアちゃんに「何でも無い｡ありがとう｡」と言って､
この作戦に協力してくれそうな人を探しに行った｡
『……という訳でご協力お願いします｡』
「俺で良ければ別に良いけど…」
土下座する勢いでこのチームのキャンプテンこと､
ソクさんに頼むことにした｡
予想はしていたけど､すんなり受け入れてくれた｡
「あまりペクに刺激を与えないように…な？」
『分かってますって』
苦笑いしながら私を見るソクさんに､
ヘラヘラと笑いながら答えた｡
さっきまでは､そこまでやる気では無かったけど､
いざやるとなると､凄く興奮を感じる｡
上手く行ったら､二人に感謝の言葉だな｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぶらっく珈琲(プロフ) - ☆machi☆さん» 返信が遅れてしまって申し訳ありません！とても嬉しいご感想ありがとうございます！こちらこそ､リクエストありがとうございました！ (2020年3月3日 21時) (
レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
☆machi☆(プロフ) - リクエストに応えて頂いてありがとうございました!!もう、さいっっっこうです!! (2020年2月27日 20時) (レス) id: 0bacd1a06a (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - スカーレットさん» そう言って貰えると凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年2月24日 12時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
スカーレット - 面白かったです。これからも頑張ってください！ (2020年2月23日 19時) (レス) id: 4dc252141c (このIDを非表示/違反報告)
ぶらっく珈琲(プロフ) - ユズカさん» ありがとうございます！更新も何とか出来るように頑張りたいと思います…｡応援もありがとうございます！ (2020年1月12日 19時) (レス) id: d3f7fba591 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぶらっく珈琲 | 作成日時：2019年12月29日 13時
