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お茶会と黒 5話 ページ5

ひと「ど、どうして?」



声を震わせながら聞いてくる



『どうしてって、勿論ロゼリアさんに会いたくないからですよ』



決まってるじゃないですか、と言うと安心した様に息を吐き出す




その事に疑問を抱いたが、とりあえずスルーしておいた



オス「じゃあ、放課後はたまにお茶会するって
駄目めぅ?」



可愛らしく、甘い声を出す



『なんでですか?』




直球にそう聞くと、私に会いたいから、と言う




は?と言いそうになってしまったが、なんとか
堪えた




いやいやいやいや、貴方達はロゼリア一筋なんだからわざわざ来なくていいんだよー




攻略対象だし




そう考える反面、前世みたいに過ごしたい
という願いが込み上げてくる




それに気付いたのか、ペ神がオッケー、と返事をした




『ん?ちょい待ち、なんで君が返事してんの?普通私がするよね?』




近くに居たペ神の腕をガシッ、と掴む




ペ神「どちらにしろお茶会はしたかったんでしょ?」




コソッ、と耳元で囁いてくる




心の内を見透かされたかの様で、なんだか
恥ずかしかった









暗くなってきたから、と四人は帰って行った




彼らと大分距離が縮まった気がして嬉しかった




思わず、へへ、と気持ち悪い笑い方をして
しまった








ー視点ナシー



〜放課後の学園にて〜





モブ「え!ヴィランドル様にイジメられたのって本当ですか!?」
 


ロゼ「ぅん、ナイフで、腕刺されちゃって」




ヒロインが腕に残った痛々しい傷を晒す




それを見た人達は、全員ヒロインの味方をする





はたして、この学園に悪役の居場所は存在するのか?




それとも.....







この世界の悪役、A・ヴィランドルは
知らなかった





ここからが、物語の本番だと




ここまで来たら、もう分からない

 


この世界の主役は本当にヒロインなのか?




ロゼ「ふ、ふふ。待ってて、哀れな悪役。
今、貴女の人生を塗りつぶしてあげる。
闇の様な、黒で。真っ黒に......アハハッ!」



『明日からまた、お茶会か。
....楽しみだなぁ』ボソッ






___絶望への幕開けだった

孤独な少女 6話→←お詫び 4話



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- 気になる… (2023年3月5日 10時) (レス) @page22 id: 0d9ed1badc (このIDを非表示/違反報告)
1国の33民 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年12月25日 21時) (レス) @page22 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白いですね!!!!!!!!!!!頑張ってください。!!これからの展開が気になりますね!!! (2022年11月6日 13時) (レス) @page22 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 初コメ失礼します!めちゃくちゃこの物語面白すぎて( ´ཫ` )更新待ってます!!お願いします…!!! (2022年9月4日 13時) (レス) @page22 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
あしん - 初コメ失礼します!!めっちゃくちゃ展開がどうなるのかと興味津々です!続きまってます!! (2022年9月3日 8時) (レス) id: 71ec6c11e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:笹だんご | 作成日時:2021年9月6日 21時

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