第五話 ページ6
「あ、兄さ〜ん！」
『え、兄さん？ペ神お兄さんいたの！？』
「違う違う、あだ名だよ(笑)」
そんな茶番をしていると、一人の男の人が寄って来た
「初めてまして、俺は
あ、これ自己紹介するパティーンですか？
あれ？てか演技！？
まだノープランなんだが！？
ｽｩ────、おっし覚悟決めたわ
アレでいこう
『は、初めましてぇ！私ぃ、
兄さん先生(？)は顔を引き攣らせるし、ペ神は吹き出すしでもう大混乱だ
「Aさん、よ、ろしくな」
あ、これぶりっ子しない方が良かった？
『はぁい♡よろしくお願いしますぅ』
...それにしても、どこかで会った事ある感が否めない
まぁいっか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『え？兄さん先生私のクラスの担任なんですか！？』
おっと、素が出かけちまったよ
うん、敬語は何とか維持できてたから許して
「あぁ、俺は2-2の担任なんだ。つまりAも2-2だ」
『そうなんですねぇ。皆、優しい人ですかぁ？』
喉から甘ったるい声を無理やり出して訊いた
「そうだな。自慢の生徒達だ」
フッと笑った先生は大人の魅力たっぷりだった
てか今更だけど先生顔面偏差値オバケだよ
どうでもいいことを考えながら他愛もない話をしていると、教室についた
「じゃあ入るぞ」
そう言って扉に手を掛ける先生
『え、えぇ？』
あ、やばい
びっくりしたのと演技が混ざって裏声になっちまった
やべやべ
『せ、先生！そういうのって、
「俺が呼んだら入って来い」っていうのじゃないんですかぁ？』
え？え？それ鉄則なんじゃないの？
「元々クラスメイトには言ってあったし良いかなって。ほら、来い」
そう言って、兄さん先生は躊躇なく教室に入って行った
ちょっと！置いてかないでよ！
兄さん先生の後ろを慌てて小走りで追いかけた
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fgr120hzs(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！頑張ってください！ (2022年1月5日 23時) (
レス) @page8 id: d587e0399d (このIDを非表示/違反報告)
あー - 突然ですけど、めっちゃこの話、好きです！！このタイプの話どタイプです！夢主ちゃんの性格もめっちゃ好きです！頑張って下さい！！ (2022年1月4日 12時) (レス) @page4 id: e43b3fdd19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笹だんご | 作成日時：2021年12月31日 23時
