【我々だ】処刑は嫌なので忠誠を誓います

チワワ先輩って語呂良いよね　19話 ページ21

グル「ククッ、分かった。その条件を呑もう」



コネ「な！正気かグルッペン！」



ひと「そうだよ！勝手に部下を城に入れたんだよ！」



意見は割れている



らだ「どうする？この隙に逃げちゃう？」



ぶっちゃけそうしたい


でもなぁ、それで目をつけられるって嫌だし...



A「あの、正直幹部になるかどうかなんて興味無いんですよ、私達。なので手っ取り早く決めちゃいません？」



トン「でも、どうやって？」



A「どうやってって、手合わせですよ」

その場に居たほとんどが、え？という顔をしていた



ゾム「良いなぁ！めっちゃ楽しそうやん！」



シャ「俺も賛成や！」

一部のメンバーははしゃいでいる


らだ「それって俺もやんの？」



首を傾げながら聞いてくる



A「もちろん！なんなら二対複数でも」

その言葉にコネシマがキレる


コネ「は？なんやお前舐めるにも程ってもんが、」


トン「落ち着け！まず、今日はもう遅いし、
手合わせは明日な！じゃあ解散！」


その一言でゾム達は席を立ってこちらへ寄ってきた


ゾム「明日の手合わせ期待してるからな！」


バシバシと背中を叩かれる



A「はい、分かりました」


らだ「ねぇ俺は？」


ゾム「....頑張れ」



らだ「扱い酷くない！？」


その後はらっだぁが会議室の隅でいじけていた



気にせず部屋に戻ろうかと思ったが呼び止められた



A「なんですか？チワワさん」



コネ「誰がチワワやねん！」


お前自覚してないのか？


そのキャンキャン吠える様子がチワワなんだよ



A「眠いんで失礼しますねチワワ先輩」


ショ「うわ舐められてますねチワワ先輩w」



コネ「だからチワワ先輩ってなんやねん！」



(...思ったより面白いなコイツら)



A「だってチワワさんより語呂が良いんで」




シャ「良かったなチワワ」



コネ「うるせぇ！」



何がしたかったのか分からないけど、チワワ先輩が会議室から出て行く



A「さてと。らっだぁ部屋行くよ？」


らだ「なんで慰めてくれないの(泣)」



A「え、なんか...別にいいかな？って」




らだ「冷たいなぁー」









会議室から出て中庭に出る


らだ「じゃあ、ここでいつものやろうか」


ニヤリと笑う



彼の言葉と同時に蹴り上げた

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